ギブミーチョコレートという言葉をご存知でしょうか?
太平洋戦争終結後、GHQ占領時代、日本の子どもたちの間で流行った言葉です。
僕らが小さい頃見ていた戦争にまつわる漫画などでも、よく見聞きした言葉でもあります。
「兵隊さん、恵まれない僕たちにチョコレートをください!」
と子どもたちが言うと、アメリカ兵はチョコレートやガムなどを、子供たちに与えました。
食料がない状態ですから、子どもたちが大喜びするのは当然です。
大人になってもこの恩を忘れず、
「将来はアメリカのように裕福になり、米兵のように懐の深い人間になるんだ!」
そう誓った人や憧れを持つ人が少なくなかったようです。
でも、この話に関しては、ちゃんとしたオチがありました。
実はこれらのチョコレートって、日本のお金で買われたものだったんです。
当時の米軍駐在費は、日本の国家予算の31%を締め、食うや食わずの国民の血税が惜しげも無く投入されていたってことです。
つまり、米兵が子どもに与えたお菓子代も、日本のなけなしの国費から捻出されていたということ。
日本人が買ったチョコレートを、日本の子どもが食べていただけ、という話です。
アメリカはおいしい所だけを持って行き、国民に「アメリカは素晴らしい」という印象を上手く刷り込んだってことですね。
そして、アメリカはこれに懲りず、似たようなことを、日本の憲法制定時にもやっています。
現在の日本国憲法は、アメリカが作ったものである、ということをご存知の方は多いと思いますが、
(知らない人の方が多いかな???)
またしても、彼らは大きな嘘をつきました。
米国産の憲法なのに、
「日本人自身が生み出したものであり、世界に誇る平和憲法である」
と、当時の日本政府に言わせたんです。
70年経過した今なお、この憲法は日本を苦しめ、お隣のある国は、それを悪用する始末なのです…
日本国憲法を悪用するある国とは?
歴史を知るって大切なことですね!