どうも、ヨシヒコです。
北海道の自然でフィッシングやキャンプを楽しんでる身としては、黙っていてもヒグマの情報は入ってくるし警戒しながら遊ばないといけない。
2023年はショッキングなことに、朱鞠内湖でクマによる被害でアングラーが命を落とし、日高でも登山に入った大学生が命を落とし、訓練だったかは忘れたけど登山に入った消防隊員3人も同じヒグマに襲われたが何とか助かった。
誰もが自分が襲われるなんて・・・
と思っていたに違いない。
万が一という考えはあっても、そういう認識ではないだろうか。
目撃情報も急増してるのは間違いない。
そんな情報に触れていると「ハンター」の存在が出てくる。
気になってYouTubeなどで拝見したけど、多くの問題を抱えた状態にある。
そして、放置することができない今後の課題でもある。
基本的に「猟友会」に属してる「ハンター」に協力要請があり、自治体などと対策を協議する。
そこで駆除の決定がされたりするのだと思うけど、動物の命であるだけに色んな考えを持つ人がいる。
僕も動物が大好きなだけに、考えさせられることがたくさんあったのは事実です。
さて、ハーフライフルを規制する法案が話題になった。
ライフルは最大で4キロほど銃弾が飛ぶようだ。
それに比べて散弾銃と呼ばれるものに単発の弾を使うと最大0.7キロほど。
威力の差というよりは、弾の違いや飛行姿勢、スピードによる命中度に大きく関わるのかな。
ライフルというのは散弾銃を10年所持してからじゃないと所持できない規制がある。
でも、ハーフライフルと呼ばれる半分だけ螺旋状(ライフリング)された銃は散弾銃と同じく初心者から所持することができていた。
これをライフルと同じ10年縛りにしようという法案が問題になったという話。
鹿や熊などの大型動物では、命中制度を考えると50メートルほどでの散弾銃では厳しい。
ましてやヒグマと50メートルの距離で撃って、万が一当たらない、急所を外してしまったなんて言ったらもう・・・。
ハーフライフルは最大でも銃に3発が上限。
しかも自動に3連発ではなくて、1発ずつ動作が必要。
次の発射までの準備が間に合わなければ命を落とすことになるだろう。
せめてハーフライフルの150メートルほどの命中制度のある銃が必要。
散弾銃を10年所持してからライフル・・・
だったら誰も銃を持とうなんて思わない。
北海道の広大な土地事情で、ましてやヒグマが生息する。
若いハンターを育てようとしても、射程距離50メートルの散弾銃では命に関わるから無理。
って話なんです。
鹿も増えて農業被害や森林被害も深刻なようです。
そしてハンターの減少と高齢化。
いろんな事情を考えながら、猟銃を所持することは趣味で終わるものではなく、将来的には地域貢献にも繋がる。
ただ命を奪う駆除ではなく、命をいただくという生命の循環。
先輩猟師さんから知識や技術などを引き継ぐことも大切。
そう思って色々と調べる個人的にやり甲斐はある。
けどまぁ・・・先が長い(汗)。
当然のことだけど扱い方を間違ってしまったら大問題。
その扱い方として人の命を奪う事件が多発したからハーフライフルの規制に繋がったんですけどね。
まずは銃を所持するためには「銃砲所持許可証」を手にする必要があります。
これは座学の講習を受けて、射撃の講習を受けてという流れ。
でも、射撃講習を受けることができない可能性もある。
それは「身辺調査」などで前科がないこと、近所や友人、職場の同僚などに銃を所持する人物として問題ないかを調べたりする。
また、精神科の診断書も必要になったりが第一関門。
それが通れば警察署から書類をもらって銃砲店で銃を購入する証明書を発行。
警察署へ行って自宅で銃や弾の保管場所を確認してもらうなどしながら再度身辺調査や精神科の診断書などが必要になったり。
問題なければ警察署で許可をもらって初めて銃砲店で銃を手にすることができる。
その銃を再度警察署に持ち込んで検査を受けて自宅保管。
こんな流れで半年くらいかかるのが「銃砲所持許可証」の発行。
3回目の誕生日まで有効だけど、車検みたいな銃検というのが年に1回ある。
やっと銃を手にしても、これだけじゃ「標的射撃」しかできない。
猟をするには「狩猟免許」が必要。
コレはまだ詳しく調べてないけど、年に2回くらい自治体でやってるみたい。
狩猟免許も4種類。
猟銃の第一種、空気銃の第二種、わな猟、網猟。
猟銃なので第一種が必要になる。
というわけで、猟銃による狩猟を行うには「銃砲所持許可証」と「狩猟免許」の2つが必要。
銃砲所持許可証は都道府県公安委員会。
狩猟免許は都道府県知事。
発行元が異なるということですね。
まずは「銃砲所持許可証」を手にするためにテキストを購入。
50問中45問の正答が必要らしい。
1週間ほど勉強して模擬問題やってみたけど、46点から48点くらいの知識にはなった。
と言っても、まずは「初心者講習」を受講して45点以上の合格をもらわないと始まらない。
それについては次回また説明しようと思います。