射撃姿勢についてアレコレ!当たらない原因は一つじゃないと再確認した話

どうも、ヨシヒコです。

狩猟でも射撃練習でも、「当たらない原因」を一つに決めつけてしまうと迷宮入り。
複合的に考えることが大切なんだと思います。

弾、銃、スコープ、ゼロイン、呼吸、トリガーワーク、姿勢。
どれか一つではなく、複数の要素が絡み合って命中精度は決まります。

今回はその中でも射撃姿勢に焦点を当て、特に実猟で最も使用頻度が高い「膝射」を中心に、自分の失敗と改善点をまとめます。

射撃姿勢の基本種類

まず代表的な射撃姿勢を整理します。

立射・・・立って撃つスタンディング。
最も機動力が高く、発見から発砲までが速い。ただし支持点が少ないためブレやすく、安定性は低い。

膝射・・・膝をついて撃つニーリング。
立射より安定し、伏射より素早く撃てる中間姿勢。
実猟では最もバランスが良い。

座射・・・お尻を地面について座る姿勢で撃つシッティング。
安定性は高いが、姿勢を作るまで時間がかかり、障害物が多い山では実用性が下がる。

伏射・・・うつ伏せになって構えて撃つプローン。
競技射撃では最も安定する姿勢。
しかし傾斜地、雪、藪、倒木などがある山中では現実的ではない。

山の猟場では膝射が主役

牧草地や平地なら伏射や座射も可能ですが、実際の猟場はそう甘くありません。

傾斜、立木、枝、雪面の凹凸。
これらがあると地面に体を預ける姿勢はほぼ不可能です。

そのため山で最も多用するのは膝射かなと個人的には思うところです。

  • ある程度の安定性
  • 素早い姿勢移行
  • 視界確保のしやすさ

この3点が揃うのは膝射です。
つまり山猟で命中率を上げたいなら、膝射の精度を突き詰めるのが個人的には最短ルートと言えます。

失敗から気づいた最大の問題点

前回の狩猟時はスコープが覗きづらい位置関係になり、右膝を立てた姿勢のまま左手の支えが不十分な状態で発砲しました。

結果は当然ブレ。

後から振り返ると原因は支持構造が崩れていたこと。

射撃は筋力ではなく骨格で支えるのが基本と言われます。

左膝+左肘+フォアエンド(銃の前側を持つ手)の三点支持が崩れた瞬間、銃は筋肉で支える状態になります。
筋肉支持は微細振動が止まらないため、どれだけ意識しても照準は安定しません。

フォアエンド位置の重要性

もう一つ大きかったのがフォアエンドの握り位置です。

真ん中から前寄りを持ちすぎると腕が伸び、銃の重量を腕力で支える形になります。
これもブレの原因です。

理想は

肘が膝の真上に自然に乗る位置。

この位置だと

  • 骨格支持になる
  • 呼吸で銃が揺れにくい
  • 長時間照準できる

というメリットがあります。

逆に言えば、当たらない時は「握り位置が前すぎ」て銃を支えきれていないことを疑うべきという反省点です。

とはいえ、完全に垂直になる位置は手首などが窮屈な状態になるので定まる場所を探すことが大切です。

トリガーのかけ方の再検証

よく「トリガーは浅くかける」と言われますが、これは万人共通の正解ではありません。

自分の場合、浅すぎると横方向の力が入りやすく、照準が微妙にズレていました。

模擬弾で何度も試してみましたが、余計な力が入ってしまうことも原因だと分かりました。
試行錯誤した結果、最も安定した位置は「人差し指の中央より少し第一関節側」

重要なのは理論だけではなく自分の銃・自分の指・自分の姿勢で最もブレない位置を見つけることが安定した射撃になるのだと思います。

発砲動作は「引く」ではなく「圧をかける」

トリガー操作でありがちなミスが「撃つ瞬間に力む」こと。

狙いが決まった瞬間に勢いよく引くと、銃全体がわずかに動きます。
この誤差が着弾ズレになります。

理想は
「撃とうとせず、圧を増やし続ける。」

すると力むタイミングが無くなる。
この状態こそが最もブレの少ない発砲に繋がります。

今回の反省点まとめ

今回の気づきを整理すると以下になります。

  • 膝射では三点支持を必ず作る
  • フォアエンドは前すぎない位置というより手前を握る
  • 銃は筋力ではなく骨格で支える
  • トリガー位置は自分に合う深さを探す
  • 発砲は衝撃ではなく圧力で行う

最後に

命中率が落ちると「弾が悪い」「銃が悪い」と道具のせいにしたいところですが、実際は姿勢や操作の小さな崩れが原因であることがほとんどだと思います。

よっぽどスコープがズレているなどは別ですが、野球をやってきた経験からも、足先から指先までの複数の筋肉を連動させてパフォーマンスを発揮するわけですが、どれかひとつ狂ってしまうとダメです。

射撃はシンプルに見えて、実は非常に繊細な動作の積み重ね。

だからこそ一つずつ原因を潰していけば、確実に結果は変わるはず。

自宅でブレない射撃の練習を重ねて、次こそは美味しい鹿さんのお肉にたどり着きたいと思います。

狩猟期は場所によって3月いっぱい。
今年は釣りよりも射撃を上達させたいです。

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