どうも、ヨシヒコです。
5月も終わりあっという間に6月も進んでいく。
何とも移ろいの早い春から夏。
この季節を迎えると、本当に気がつけばあっという間に秋!
って感じですよね。
夏にやりたいことが多すぎて、天候次第ではありますが休んでる暇なんてないです。
まずは南十勝の海サクラマス。
並行してキャンプやバイクや・・・ってあるけど、まずは海サクラマス。
なんとなくどうかな〜という雰囲気で足を運び、
「まだだな〜」
という気持ちを何度か繰り返し、大体は平日に誰かが釣った〜
なんて情報が出回って、週末には多くのアングラーで賑わい南十勝海サクラマスシーズンスタート!
この流れです。
そのタイミングがそろそろだと感じると、例年のことだけどラインの巻き替えは当たり前のこと。
春の湖で使ったラインを交換する時期でもあります。
やっぱり最初のサクラマスは信用できるラインでやり取りできる状態にしておく必要があります。
というのも、湖は周囲にそこまで人もいないのでランディングまで時間をかけることができるし、ネットですくう事もできる。
それに比べてサーフでのサクラマス釣りは陸にズリ上げることがほとんど。
特に南十勝のサーフは最後の波打ち際で傾斜のある砂浜や砂利、ゴロタ石を引きずる必要もあったり、引き波も強烈だったりするし、混雑時には多少強引なやり取りが求められるので尚更です。
いくらタックルが良くても、ラインそのものが傷んでいては話になりませんからね。
サクラマスに適したライン強度はどうか?
種類 | 全長(cm) | 重量(kg) |
---|---|---|
一般的な成魚 | 40〜60 cm | 1.5〜3 kg |
大型(記録級) | 70 cm超 | 4〜6 kg |
超大型(稀) | 80 cm超 | 6〜8 kg以上 |
これから考えると6キロまで考えておけば問題ないかなと個人的には思います。
僕のラインシステムはPE1.2号or1.5号。
1.2号あれば今のPEラインはどれも20ポンド(約9.07kg)を超えていると思うので、とりあえず20ポンド以上を確保。
ショックリーダーは
16ポンド(約7.26kg)
or
20ポンド(約9.07kg)。
結束強度を考えると、16ポンドのショックリーダーを使った場合は5kgから6kgくらい。
20ポンドのショックリーダーなら7kgくらいは確保できてると思います。
ランディング後に魚が暴れたら交換するし、当然だけど釣行後の交換は当たり前。
1日やるなら半日で交換することもある。
だからショックリーダーは常に新品に近い状態をキープしてるので16ポンドあればいけるというのが僕の判断。
昨年のサケ釣りも16ポンドのショックリーダーを使っていました。
でも最近はスナップとの結束強度にちょっと不安を感じるようになってきたので、安全圏を狙うなら20ポンドかな〜と最近は思ってます。
気がついたら20ポンドの安心感に染まっているかもしれません。
すでに購入済みなんですけどね(汗)。
でも、それ以上は必要ないかな〜
ちなみに、フロロカーボン一択です。
理由は水に近い屈折率により魚から見えずらいのでは?
というのと、張りがあるのでテーリングすることがほぼ無いということ。
ナイロンの時はスプーンを使ったら頻繁にテーリングを起こしていましたが、フロロカーボンにしてからストレスなくスプーンを波打ち際で泳がすことができるようになりました。
使ってるPEラインは、1.2号で20ポンド。
あと、言い忘れていたけど、ショックリーダーを組み直す際は5メートルくらいPEラインをカットします。
理由としてはトップガイドに擦れてる部分とベイトタックルなのでキャスト時にレベルワインダーや親指で擦れる部分は傷んでる可能性があるためです。

200メートル巻なので、下糸が出るまで余裕で20回くらいは釣行できます。
実際のところ、条件が整った遠投で90mいくか?
くらいです。
僕の場合ですがシーミッション28gを使って、遠投は70m〜80mが平均です。

コイツで平均80m超えるかな?
くらいです。

とりあえずラインはケチるところじゃない。
自分はベイトタックルということもあって、PEラインはあまり拘ってません(汗)。
安くて信頼のあるものを使うだけ!
スピニングはラインの放出システムの関係で下糸も同時に放出されるとバックラッシュ・・・
ステラでちょっと話題になってる「密巻き」などはコーティングがしっかりしたラインや専用のスプレーなどでラインの密着を避ける工夫が必要です。
ベイトタックルはスプールが回転してラインを順番に放出するため、そのようなトラブルは一切なく、扱うルアーによってブレーキセッティングとサミングさえ間違わなければトラブルはない。
そう考えるとアングラー側の原因ばかりなのがベイトタックル。
ラインや放出システムによるアングラー自身が回避するのが難しいのスピニングですかね。
それでもスピニングを扱ってる時はラインによってトラブルの回数が違いました。
コーティングは重要!
というのと、キャスト後の巻き始めにテンションが掛かっているかがポイントですね。
それもあって、ベールを手で返すことをやめて着水の瞬間など、ラインが張るようにロッドを立てながらリールを回して自動でスプールを返すようにしていました。
話はそれましたが、現在愛用してるラインがコレ。
どちらかというと8本より4本を選択してますね。
単純に安いので(笑)。
だけど、厳寒期のナイロンラインやショックリーダーのフロロカーボンラインに関してはバリバス一択!
という感じです。
今までの経験から、ラインブレイクはほぼしません。
ラインが切れるとしたら傷んだラインを使っているか結束に問題があるだけ。
20ポンド(約9.07kg)のラインを使って切れるなら、傷や結び目などラインへの配慮が足りないだけかなと思います。
古いラインをそのまま使っているのは論外です(汗)。
リールの最大ドラグを考えると、海サクラマスなどで使われているスピニングリールなら、ダイワのイグジストで3000番4000番ともに10kgで、シマノのステラだと、3000番で9kg、4000番で11kg。
フルロックで使う人はほぼいませんよね。
とはいえ、フルロックで10kg程度。
16ポンド(約7.26kg)
20ポンド(約9.07kg)
30ポンド(約13.6kg)
と考えたら、30ポンドのラインは身ギレを考えなければフルロックで使えるくらい。
僕は古いリールで最大ドラグが5kgくらいなのでほぼフルロックです。
思いっきりアワセを入れてもドラグ音が鳴るか鳴らないか?
ロッドが曲がりショックリーダーが吸収してくれるので、アワセ切れはしません。
これでしっかりとフッキングして、手前に寄せるほど急なダッシュに備えてドラグを緩くしていくようにしています。
軽くアワセてジッ。
思いっきりアワセてジジジ。
これは緩すぎると僕は思っています。
バラすことが多いアングラーさんは特に、ドラグの緩さが原因では?
と思うことが多いです。
ただでさえルアーとロッドティップを結んだラインは直線になっていない。
遠投したルアーだけが最初に水の中に沈んでいき、ラインはそれから少しずつテンションが掛かりながら沈む。
波があれば上下、風があれば左右にもラインはタルむし、直線に近い状態ってほとんどないのでは?
と思ってます。
そんな状態でアワセたところで、フルロックでもライン張ったかな?
くらいだと思ってます。
早巻きでヒットした時は強く1回かもしれないけど、スプーンなどでロッドを立てた状態なら1回は最低でも追いアワセ入れますね。
あとはフックアウトしたら仕方ない!
フックも新品か使い回しかによってバレる確率は変わります。
本当に古いフックはカエシまで刺さらないとか、フックの先端が滑って浅い掛かりになるなど良いことは一つもありません。
ルアーも高価な時代なので、お財布にも環境にも優しいのはフックアウト。
逆にラインブレイクはお財布にも環境にもダメージです。
そう考えると、ラインもフックもケチらず、常に強度を保っておく管理が必要ですね。
テクニック云々、道具云々の前に、誰でもできることを完璧に近い状態で備えておく!
「準備」がすべて。
小さい頃から親や周囲の大人から受けた教育、野球を通して学んだ戦い方や考え方、人との付き合い方など、先を見通して準備しておくことの大切さは、幼少期から身に染みていることの一つです。