どうも、ヨシヒコです。
インターネット上で手続きをした方が手数料も安くて済む!
というわけで、訳も分からずネット検索をしながら無線局の開局申請を終えて、1ヶ月くらいでやっと免許状を手にすることができました。
特に興味がある人は少ないと思うけど、
ざっと説明すると、アマチュア無線技士の免許を持ってるだけでは使えないということ。
誰でも購入可能なアマチュア無線機。
ただ「聴く」だけなら免許がなくても問題なし。
自ら電波を利用して「発信」する場合は免許が必要。
そのためにまず取得したのが
「3級アマチュア無線技士」でした。
狩猟やレジャーで使うハンディタイプの無線機は4級があれば十分です。
ハンディタイプの出力がそんなものなので。
それから自分自身の無線機を使って発信するためには「無線局」を開設しなければなりません。
・使用する無線機をインターネット上で申請。
・申請が通った通知がきたら手数料を納付(PayPayで2900円だったかな?)。
・処理が終わったら免許状を送付してもらうために返信用封筒を封筒に入れて送る。
・手元に「無線局免許状」が届く。
そんな流れです。

有効期限は5年。
通知はしないので、各自で忘れずに更新してくださいとなってました。
すでに忘れそうな気がする・・・
そして「識別番号」。
僕の場合は
「JM8VER」
となります。
これは個人の無線機に与えられた番号という感じでしょうかね。
なんとなくYouTubeなどを見ながら無線のやり取りなどを勉強していましたが、本当の趣味でやろうとは思っていませんが、自己紹介的に名乗る時に使うものです。
アマチュア無線で使われる 識別番号のアルファベットの読み方は、基本的に 国際標準のフォネティックコード(通称:フォネティック・アルファベット、ICAOフォネティックコード) を使用します。
これは、通信の聞き間違いを防ぐために使われる読み方です。
以下にアルファベットの読み方を示します。
英字 | 読み(英語) | 読み(カタカナ表記) |
---|---|---|
A | Alpha | アルファ |
B | Bravo | ブラボー |
C | Charlie | チャーリー |
D | Delta | デルタ |
E | Echo | エコー |
F | Foxtrot | フォックストロット |
G | Golf | ゴルフ |
H | Hotel | ホテル |
I | India | インディア |
J | Juliett | ジュリエット |
K | Kilo | キロ |
L | Lima | リマ |
M | Mike | マイク |
N | November | ノーベンバー |
O | Oscar | オスカー |
P | Papa | パパ |
Q | Quebec | ケベック |
R | Romeo | ロミオ |
S | Sierra | シエラ |
T | Tango | タンゴ |
U | Uniform | ユニフォーム |
V | Victor | ビクター |
W | Whiskey | ウイスキー |
X | X-ray | エックスレイ |
Y | Yankee | ヤンキー |
Z | Zulu | ズールー |
僕のコールサイン 「JM8VER」のフォネティック読みは、以下のようになります:
Juliett Mike Eight Victor Echo Romeo
(ジュリエット・マイク・エイト・ビクター・エコー・ロミオ)
- J → Juliett(ジュリエット)
- M → Mike(マイク)
- 8 → Eight(エイト)
- V → Victor(ビクター)
- E → Echo(エコー)
- R → Romeo(ロミオ)
アマチュア無線の交信やコンテストなどでは、これをはっきりと発音して、聞き間違いを防ぐことが大切みたいです。
アマチュア無線のコールサイン(識別番号)の読み方では、ある程度意味のある単位で区切って、聞き取りやすく読むのが一般的です。
【例:JM8VER の場合】
日本のコールサインの構造はおおよそ以下のようになっています:
[J][M][8] [V][E][R]
└─ Prefix ┘ └─ Suffix ┘
- Prefix(プレフィックス):国・地域・免許種別などを示します。
例:JM8(日本、8エリア、通常のアマチュア局) - Suffix(サフィックス):個別の識別子です。
例:VER
というわけで、プレフィックスとサフィックスの間で軽く区切るのが自然です。
また、日本のアマチュア無線のコールサインのプレフィックス(例:JM8)に含まれる数字は、基本的に地理的な地域(エリア)を示していて、開局申請をした場所の総合通信局エリアに対応しています。
✅ 日本国内の地域番号(数字部分)対応表
数字 | 地域(エリア) | 総合通信局 |
---|---|---|
0 | 新潟、長野、山梨 | 信越総合通信局(長野市) |
1 | 東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、山梨 | 関東総合通信局(さいたま市) |
2 | 愛知、静岡、岐阜、三重 | 東海総合通信局(名古屋市) |
3 | 大阪、京都、兵庫、滋賀、奈良、和歌山 | 近畿総合通信局(大阪市) |
4 | 広島、岡山、山口、鳥取、島根 | 中国総合通信局(広島市) |
5 | 香川、徳島、愛媛、高知 | 四国総合通信局(高松市) |
6 | 福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島 | 九州総合通信局(福岡市) |
7 | 福島、宮城、山形、岩手、秋田、青森 | 東北総合通信局(仙台市) |
8 | 北海道 | 北海道総合通信局(札幌市) |
9 | 富山、石川、福井 | 北陸総合通信局(金沢市) |
その前に、ジャパンの「J」はわかるけど、「M」の意味はなんだろう?
調べてみると、アマチュア無線のコールサインにおける「JMのM」などのアルファベット(プレフィックスの2文字目)は、国・免許種別・交付時期などによって総務省が管理・割当しているもので、明確な意味(例:「M=○○級」)というより、呼出符号の一部としての役割程度のようです。
とはいえ、ある程度の傾向や使われ方の規則はあります。
✅ 「J」で始まる日本の主なプレフィックス
日本のアマチュア無線局は、国際的に「J」で始まる呼出符号(プリフィックス)が割り当てられています。以下、代表的なものです:
プレフィックス | よく見られる意味・使われ方例 |
---|---|
JA | 昔から使われている局。第一級~第四級すべてに使われる。特に古参局に多い。 |
JE | 比較的新しい割り当て。1990年代から増加。 |
JF | 主に常設局で使用。 |
JG | 比較的新しめのコールサイン。 |
JH | 1980年代後半~の交付局によく見られる。 |
JI | よく使われる一般的なプレフィックス。 |
JJ | 数が増えてきた段階での追加割り当て。 |
JK | 同上。比較的新しい。 |
JL | 比較的新しい。 |
JM | 同上。1980年代以降の割り当て。 |
JN~JS | さらに新しい世代のコールサイン。局数の増加に伴い交付。 |
8J, 8N | 記念局・特別局。イベントなどで開設される臨時局。 |
7K~7N | 技術基準緩和措置局(いわゆる「簡易な装置」などで開設された局)。2001年ごろから。 |
JR | 一部、旧・国鉄関係など特殊用途として使用されたことも。 |
プレフィックス別のコールサインの印象
コールサイン | 備考 |
---|---|
JA1AAA | 昔からいる大ベテラン局の可能性大 |
JM3XXX | 1990年代以降に近畿エリアで免許を取得した一般局 |
8J1TOKYO | 東京イベントなどで運用された記念局 |
7L1ABC | 技術基準緩和局、2001年以降の関東新規局 |
「JMのM」自体に厳密な意味はなく、時期や局数の増加に応じて順番に割り当てられていると考えて問題なさそうですが、プレフィックスの違いから、ある程度の開局年代や用途の推測は可能みたいです。
どの世界にも色んな方々がいるので、知らないことには調べることが大切ですね。