どうも、ヨシヒコです。
良い学校を出て良いところに勤めて、年齢を重ねれば給料が上がる年功序列型賃金の恩恵を受けて、退職後は退職金を崩しながら年金で暮らす。
「そう信じてきたし、世の中はそのようにできている!」
まだこれを信じている人がいたとしたら、社畜になる可能性が十分にある。
あるいは、今の働いている状況がブラックだとしても気づかないかもしれない。
とは言っても、それに気づき、転職を模索してる人も少なからずいるはず。
ある程度の貯蓄があるなら、今の仕事を辞めて他の仕事を探す余裕も作ることができるかもしれないけど、現実問題は難しい。
結婚して子供がいれば養うためのお金はかかるし、家や車をローンで購入していたら支払いもある。
もちろん、教育にもお金がかかるだろうし物価の上昇も著しい。
金銭的な余裕が無い世の中だと思う。
こんな状況で転職をすると言っても、
今の労働環境より優れているのか?
福利厚生は大丈夫なのか?
自分に適性はあるのだろうか?
そんなことばかり考えてしまうと、思いはあっても行動できない。
なかには、独立して起業しよう!
という考えの人もいるかもしれないけど、失敗に対して寛容じゃ無い教育を受けてきた人がほとんどなので、挑戦することに臆病になってしまうと思う。
だから、リスクを抱えて転職するよりも、現状を選択する人がほとんど。
心身共に追い詰められて、
心も体もボロボロになって、
まともな生活を送れない人、
あるいは世の中から去ってしまう人もいるけど、
思い切って仕事を辞めるという決断ができない。
辞める決断をさせてくれない環境が日本の社会には作られている。
頑張って働いていたら、いつか良いことが必ずある!
というように、なにごとにも「忍耐」「我慢」が求められる。
でも、現実はどうだろう???
出世したり待遇が良くなったりするかもしれないけど、相対的に考えて一部の選ばれた人だけだ。
これらがブラックと言われる環境を作り出してる要因ではないだろうか。
経済的な余裕さえあれば、心身ズタボロになるまで働いたりはしない。
結局は自分が幸せじゃないかぎり、他人を幸せになんてできないし、「我慢」することが美談のように語られるけど、それは単なる固定観念。
確かに、何かを得るためには「我慢」が必要な時がある。
でも、その我慢は何を得るため???
って考えると、自分が求めている未来のためになってるか?
だと思う。
まず考えるべきことって、不幸になるために生まれてきた人はいないってこと。
みんな幸せになるために生まれてきてる。
それを他人が奪う権利なんてないし、選択する自由はみんなにある。
理不尽で不幸で自分が求めている未来じゃないなら「我慢」や「忍耐」は何一つ必要ない!
今、そしてこれからの選択が未来の自分を作っていくから、今までと同じ選択は同じ未来しかない。
生きていくには仕事は必要だし、人生と仕事は切り離すことはできない。
それが嫌なことだったら、本当に人生はつまらないし辛いこと。
働き方に対する考え方も変化してきている。
職業選択の自由があるんだから、仕事を選択できる環境があれば良いなと僕なんかは勤めた頃から思っていた。
最初に勤めた大手企業では、高卒の僕の相談に大卒の先輩がこうやって返してくれた。
僕「今の仕事辞めたいって思ったことないですか?」
先輩「今のところないけどね。」
僕「そうですか〜、僕は適性ないなと思ってます。」
先輩「俺らはここで働きたいと思って就職先を選んでるからね。」
「選ぶための時間もあったりするからな〜」
「高卒だと情報も少ないし、そう思うこともあるかもな。」
その時、なるほどなと思ったんですよ。
僕なんかは大手の企業に勤めて、それなりの安定した給料さえもらえたら良いって。。。
職種も採用されてから配属先が決まるまでわからない。
そんな状態で、そこで働きたいと思う材料なんてないんですよね。
高卒の採用ですから、そんなもんなんでしょうね。
雇用する側とされる側のミスマッチが起きるのは当然なんです。
でも、勤めたら定年まで働くのが普通だったから、そんなことはどうでも良かった。
適性の有無は関係ない。
人が慣れるだけ。
そこに疑問を感じることもなく、ただ大手に就職できたことに満足って感じですから、今考えると浅はかすぎる(笑)
やりたいことや好きなことで生活できるなんて、夢みたいな話だと思っていたから尚更。
周囲に見本となるような人もいませんでしたからね。
今みたくネットも広まってなかったし、情報源がまるっきり無かったから。
でも、今ならわかる。
好きなことを仕事にしてる人もいるし、簡単なことではないけど、それこそ諦めなければ可能なことだと思える。
だから、何でもいいから夢中になれることを見つけることが一番の近道だし幸せなこと。
まぁ、話は逸れてしまったけど、副業の話。
会社側からすると、他の仕事をさせないことで本業に集中してもらう。
そして、他の仕事を見せないことで、比較されないようにしてる。
今の仕事よりも待遇が良くて適性があると思えることが見つかってしまうのは、企業側からするとデメリットしかありませんから。
それがブラックをつくりだす。
洗脳というよりは、刷り込みなんです。
ここで我慢して働いていたら、今の生活より悪くなることはない。
転職して今よりも生活が良くなる保証はどこにもない。
そう思わせる意図がある。
もし副業が認められる環境になれば、会社に縛られることなく、本当の意味で仕事を選べるようになるし理不尽なストレスを抱えずに済む。
副業で仕事への適性を知る時間も作れるし、収入が完全に途絶える期間もなくなる。
やりがいを感じられる仕事に出会える可能性もある。
もし企業側が必要な人材だと思えば、それなりの待遇にするのは当然だし、ブラックでも本人が納得するなら問題はない。
でも、最終的にそれを受け入れるか受け入れないかを選ぶのは労働者側。
だから、能力のある人はヘッドハンティングを含め、より働きやすい環境を選ぶことができるし、ただ年齢を重ねた高給取りは組織をダメにするだけだから、真っ先にリストラの対象になる。
堀江貴文さんや落合陽一さんの著書でも出てくるけど、これからは個人の力が重要になるという意味は、こういった部分にあると思う。
インターネットが生活の中に浸透して、いろんな仕事が増えてきたのは事実。
働き方の転換期を迎えている。
今までのように、一つの仕事しかダメという縛りが無くなると思う。
副業ではなく複業の時代。
副収入じゃなくて複収入が、経済的にも精神的にも安定した生活を送ることができるようになる。
企業はどんどん縮小していくだろうし、パワハラだのセクハラだの騒いでる世の中だけど、組織の中で起きる問題ばかりなので個人の繋がりになっていくと、こういう問題は大きく出てこない。
嫌いな人や不愉快な人と仕事する必要もなくなる。
身体や心を壊してまでやる価値がある仕事なんてないし、一度壊れてしまったら回復しません。
鬱病(うつびょう)なんて昔は聞いたことなかったけど今は病気だと診断される時代だし、診断されることによって自分が弱い人間だとか思ってしまうからなのか、さらに症状が悪化するなど負のループに入ってしまう人もいる。
それじゃ社会復帰するのが難しくなります。
多様な考え方ができる時代だから、
「自分はこうあるべき!」
なんて肩肘張らないで、斜に構えることもなく自分に素直に生きるべきだと思う。
だから、できない理由を探すよりも、とりあえず行動してしまう。
行動するだけ失敗の数も間違いなく増えてる。
でも、刺激的な人生は歩めてるかなぁ。。。
まだまだ足りないけど・・・
黙って待つことよりも攻める!
趣味の時間を快適に過ごすための投資も欠かさない!
「快適な時間を買う投資」と同じだから。
賛否両論はあるだろうけど、いろんな部分で投資なのか浪費なのかを考えると、自分にとってプラスになることは全て投資。
投資で失敗もあるけど全部うまくいく投資なんてないし、失敗だと思えた経験が、のちの大きな成功の種なんてことはたくさんある。
何もしないで知識ばかりを詰め込んで行動できないよりも、とりあえず思いつきで行動できる人は強いなと思うし、考えながら行動できる人には勝てないなとも思う。
他人が求める自分になんてなる必要はない。
自分が求める最高の形ってなんなのか?
それに対して行動を続けられる自分でありたい。
小さなことでもいいから、まずは行動してみる!
なんでもそうだけど、小さなきっかけ、小さな積み重ねが、後に大きなモノになっていく唯一の方法だから。