西野亮廣さんの「新世界」
すでに3回読み終えたところですが、
第3章 新世界の「人間賛歌」を読むと、
言葉の大切さについて考えさせられます。
日常的に使う「言葉」ですが、
もし使える言葉が有限なら、人は人を傷つけるために使わない。
人を助けるため、勇気づけるため、前向きにさせるため、
自分にとっても生きるためにポジティブに使うべきものが「言葉」なんだと。
タイトル通り、僕らはこれから「新世界」で生きていくことになる。
いろんな価値観が変わってきてるけど、急激に変わらないから気づきずらい。
自分の容姿と同じことが言える。
でも、5年10年という感覚で振り返ると、間違いなく世の中は変化している。
今まで問題提起されてこなかったことが、
メディアをとおして明るみになったり
議論の対象になってる。
本当に時は勝手に進んでる。
だから、価値観が昔のままの世界を生きても、
今後は取り残されていくだけ。
これからの新しい世界に順応していかなくてはならない。
「おわりに」にも書かれているけど、現状に不満がある原因のほとんどは自分自身の問題だ。
「キミが弱いからだ。」
という一文があるけど、本当にそのとおりだと思う。
ただ上から目線で語っているのではなくて、
いくらでも方法はあるということを書籍の中には書いてある。
「強くなってください。」
と言っているのに
「逃げるんだよ。」
というメッセージもある。
言葉にはいろんな意味がある。
人それぞれの捉え方によって
感動したり傷ついたり・・・
「新世界」は「信用」を積み重ねるための
「言葉」の世界とも言えるような気がする。
ぜひ一度手にとって読んでもらいたい一冊だ。
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