どうも、ヨシヒコです。
今シーズン、本当にラストのスキー。
数年前にウトロのカラフトマス釣行で初めてお会いして、いろんなことを教えてくれたフジタさん。
カラフトマスの時期になると、毎年自然と同じポイントで会うようになりました。
残念ながら昨シーズンは一度もお会いすることができませんでしたが・・・。
冬になると地元の子供達にアルペンスキーを指導されてるフジタさん。
僕が昨年から始めたスキーの姿をSNSで投稿していたら、時々アドバイスをくれたりしていたんです。
いつか一緒に滑ろうって話になっていたのですが、地元の子供達に指導されてるのでハイシーズンは難しい。
でも、少年団のシーズンが一段落したということで現実のものとなりました。
遠いところから僕の地元であるサホロスキー場まで足を運んでくれましたが、フジタさんは10数年ぶりだったようです。
フジタさん本人が以前はアルペンスキーヤーだったので、大会で来たことがあったみたいですね。
9時に待ち合わせをして滑り出し!
別にゆっくり滑ってる訳じゃないんですが、元アルペンレーサーだけあって速い速い!
あっという間に離されて見えなくなるくらい(汗)。
付いていくのがやっとです。
日中は気温が高く夜は氷点下。
斜面はガリガリ状態で、僕は恐怖を感じながら滑ってるんですが、そんな斜面も関係なく安定した格好良い滑り。
野球で例えるなら、実業団と草野球の差です。
いろんなアドバイスをいただいたのですが、「身体動作」による「生体力学」の観点というんですかね。
僕自身も野球に関しては体の動かし方など、頭で理解しながら反復練習するもんだって思っているので「腑に落ちる」し「納得」できることばかり。
さすが子供達に指導されてるだけあって言葉の引き出しも多いんですよね。
スキーに関しては「YouTube」の情報しか知らない僕ですから(笑)。
滑りと共にアドバイスがもらえるって貴重な時間。
でもね、全然消化できないんですよ。
まぁ言われてすぐに出来たら苦労しないですからね。
僕の滑りを一回見ただけで、利き足やバランスの悪さなど、特徴がすぐに分かってしまう。
僕が野球少年を見てる感じです。
野球で投手をしてたって言ったら、投手経験者は苦労するって言ってました(汗)。
自分でも分かるんですが、右足に乗る左ターンはしっくりくる。
コレは左ターン直後。
少しは足を揃えて滑られるんですが、左脚が重要になる右ターン。
開いちゃうんですよね。
コレが格好悪い滑りになる。
フジタさんの滑りも動画に撮らせてもらって、帰宅後はアドバイスを思い出しながら違いを検証してました。
まず、両肩から両腰にかけての4点を面にして、腕によるポール操作、股関節を含めた膝や足首、ブーツ内でつま先をどう動かすか?まで教えてもらいましたが全然違いますね(笑)。
これぞまさしく「雲泥の差」ってやつ。
僕は後方重心になってるので、恐る恐るテールを滑らせて何とか切り返してる感じ。
フジタさんは上体をキープしながら肘と手首によるポール操作と積極的に股関節から下を使ってる感じで格好良い滑り。
また、脇腹というか腹斜筋の使い方?
上体は真っ直ぐなのにスキーは左右にポンポンと滑ってく感じ。
滑ってるラインも全然違うんだけど、僕も目指してる滑りがそれ・・・
程遠いかも・・・
片足で滑るエクササイズなども教えてもらいましたが、それが普通に出来ないっていう。
野球でいうゴロの基本姿勢ができてない状態。
そりゃね、誤魔化して滑ってるだけになる!
やっぱりスポーツは基本ですよ。
というわけで、釣りがご縁でこんな時間まで過ごせる。
本当に人との付き合いって人生には欠かせませんね。
フジタさんの人柄が素晴らしいことも勿論です。
昼の休憩中にフジタさんと親しいスキー関係者の方がいたのですが、話を聞くとウトロの漁師さんでした。
潜水士をされてた方で定置網のために水中で溶接をするとか・・・。
まさしくスーパー漁師さんだなって思いましたが、船の上だけだけで完結する仕事ではないんだな〜ってことを初めて知りました。
フジタさんには会うたびに教えてもらうことばかり。
人脈も広いし人柄でしょうね。
大変勉強になる貴重な時間。
スキー以上に釣りの話も。
そんなわけで、今シーズンのスキーは気持ちよく終了!
少しずつ釣り熱も高まってきたところではありますが、十勝の河川は雪解け水で増水と濁りが・・・
そんな理由で支笏湖スタートが例年のパターン。
釣友に相談しながら支笏湖へ向かうか、ロッドが振れそうな河川を探すか。
とりあえず、来週末からはいよいよ、フィッシングスタートです!