どうも、ヨシヒコです。
自分への誕生日プレゼントにしたヤマガブランクスさんのベイトロッド、バリスティック93Mのデビュー戦というか、とりあえずロッドを振りたかったので糠平湖へ行ってきました。
土曜日は予定が入っていたので、釣りは行けて夕方の時間帯かな〜と思っていたのですが、金曜日の21時以降に急遽予定がキャンセル。
だからと言って朝からの釣行に切り替えるわけにもいかない。
土曜日の予定は適当に起きたら十分間に合う時間。
でも、今時期の釣りを朝からするということは1時か2時には起床して向かう必要がある。
その準備としてお酒の量が関係してきます(笑)。
今回は無理。
釣りをするなら朝か夕方。
その夕方を選択して、朝はのんびり家の掃除やら何やらを済ませて昼に糠平湖へ到着。
天気も良いし苦戦するな〜とは思っていたけど、夕方には反応が出てくることに期待。
さて、ロッドに関してです。
アーリー93MHとのスペックの比較や写真は前回のブログに掲載しております。
ヤマガブランクスのベイトロッド!バリスティック93Mとアーリー93MHはそれなりに違う。
まずは10gのスプーンからキャストしてみたんですが、とりあえず飛ばせることはアーリーと同じ。
ただ、バリスティックの方が「重くて曲がってない・・・」という第一印象。
次に14gのジグ。
まだ美味しいところではないなという固さと重さを感じるけど十分に扱えます。
次に18gのジグ。
後方でロッドが曲がってることを感じられる丁度いい感じ。
飛距離も申し分なし!
それから28gのジグ。
ほんのちょっと美味しいところは外したかな?
という印象だったけど、慣れるに従って全然問題なし!
キャストした感じはこんな感じでした。
アーリー93MHではちょうど良かったブレーキのセッティングでも、バリスティック93Mだとキャスト時にスプールのラインが浮いてしまいます。
考察として。
バリスティックはファーストテーパー寄りで、アーリーはレギュラーテーパー寄り。
アーリーの方がより、ベリーからバットにかけて曲がるけど、バリスティックは負荷に応じてティップからバットまで曲がっていく感じ。
なので、同じ感覚でキャストすると、アーリーの場合は後方で曲がった分を押し出すだけなので幅広いけど、バリスティックの場合はすでに反発を始めているので初速が速い。
よって、リリースを早める必要がある。
これはブランクスの設定によるものなんだけど、押し出すタイミングを早くしないとブランクスの反発にタイミングが合わない。
だからバックラッシュ手前のようにスプールのラインが浮いてしまう。
ブレーキを強めるだけで解消できるんだけど、それでは飛距離を殺してることになる。
なので、バリスティックの場合は後方で曲がらない分、早めに押し出してリリースのタイミングを早くするというか合わせてやる。
これでアーリーと同じブレーキ設定でも問題なくキャストできます。
あとはキャスト時のティップのブレ。
バリスティックの場合はほとんどない!
ということは、扱い方だけ慣れてしまえば安定した飛距離が出せるような気がします。
その辺のロッドの振り感を考えて、アーリーよりもグリップが短い設定になってるんだと思われます。
(トップハンドとボトムハンドの間隔が狭いと距離的には早く振れるため)
ざっくりとしたレビューではありますが、さらに気がついたことがあれば追記しようと思います。
釣果の方はですね・・・
着いた頃は急に突風が吹いたり凪たりの繰り返し。
でも夕方になるにつれて無風。
軽く吹く風は出たりもするけど、期待した風はない。
グイウ〜さんのヒットから、十勝では5月6月が禁漁であるサクラマスしかヒットしない。
時刻は18時近く。
休憩なしに6時間ほど。
駐車場に戻る頃は自分の車だけ。
熊さんのこともあるし、静かな中でひとりというのは気持ちが良いけど、今回朱鞠内湖で亡くなってしまったアングラーさんもそんな気持ちだったのかなと推察します。
そんな気持ちの良い中で急に熊に襲われる・・・
現実のこととは捉えきれませんよね。
十勝川でも数日前に流されて釣り人が亡くなってます。
今時期は上流域からダムの放水もあり増水だけでなく濁りもきついし、しかもサクラマスの遡上時期。
何を狙って釣行されてたのかは分かりませんが、安全第一でルールを守った上での釣行が大切ですね。
糠平湖も遊漁料が必要な湖です。
ルールがあるからこそ楽しめる趣味。
趣味だからこそ楽しむためのルールを守る。
安全対策も然り。
というわけで、健全なフィッシングを心がけていこうと思います。