おはようございます。ヨシヒコです。
「良質な睡眠がパフォーマンスを上げる」というのは当然の話なんだけど、子どもたちの睡眠について深く考えたことはあるでしょうか?
実はこれ、すぐにキレたり不登校になったりなどの問題が多くなっていますが、子どもたちの成長や発達に密接に関係してる「睡眠」が原因だとも言われています。
5才児なら11時間。
小学生でも10時間。
これが理想的な睡眠時間らしいですが、現実問題として難しい世の中ですよね。
共働きの核家族が増え、インターネットの普及によってスマホやタブレットを使う時間も増え、さらに習い事や塾に通う子どもが増えています。
昔と比べて過ごし方が変わってしまったので、どの年代に関しても睡眠時間が2時間位少なくなってるのが現状です。
大人にとっては脳を休める時間が減っている。
そして、
子どもにとっては脳を発達させるための時間が減っている。
これって大きな問題ですよね。
一般的に言われている脳の発達段階は以下のとおり。
「起きる・食べる・身体を動かす・寝る」といった生きるための機能を定着させるのが0〜5歳。
「言葉・知識・運動」は1〜18歳。
「感情のコントロール・思考・判断」は10歳以降。
で、ここがキーポイント!
これらの発達は上から順番にしか進まないってこと。
生きるための機能を備えない限りは先の発達が無いとも言える。
確かに、自分のことを自分で管理しないと生きていけない要素が最初なので、これらの脳が発達する0〜5歳は、とても重要な時期です。
産まれたばかりの赤ちゃんがいつでも泣くのは、起きる・寝るといったリズムが脳に定着してないからなんですね。
朝に起きて夜に寝るという習慣を脳内で作っていく時期。
マズローの欲求階層説でも最初にくるのが「生存欲求」ですから、これは当然のことです。
これが土台となって、次は「言葉」を覚えたり「知識」が身についていく。
そして最後に「感情のコントロール」だったり、「思考・判断」ができるようになっていく。
なので、無理やり「思考・判断」を教え込むなんて無理な話であって、まずは最初の「生きるために備える脳」の発達のために睡眠を正しく取るという習慣が必要だってことです。
今は24時間営業のお店も増えましたし、働く時間や行動する時間に決まったリズムが無い世の中です。
でも、僕(38歳)が産まれた時代はそんな社会じゃなかったから、その影響はほとんど受けていない。
だから、今の子供達が育ってる環境が心配だなって思う。
2人に1人、3人に1人は、何かしらの障害を持ってるなんて言われてますからね。
脳が育たないって・・・
めちゃくちゃ大きな問題じゃないですか?
運動能力の低下
体力の低下
読解力の低下
などなど、以前に産まれた日本人よりも平均して劣ってる日本人が多くなってるのか?
そんなことを考えると、この先の日本は大丈夫か???
な〜んて、ちょっと真剣に考えたりしてしまいますね。
話は逸れましたが、良質な睡眠をとるためには
「朝は明るく、夜は暗く」
という習慣を意図的に取り入れる必要があるようです。
基本的な生活習慣が健全な脳を育てる!!
多くの問題は「睡眠」を改善するだけで解決できるかもしれません。
そうそう、
「朝は明るく、夜は暗く」だったら、キャンプがオススメ!
災害の多い日本には必須の「生きるチカラ」は、キャンプなどのアウトドアで身につけられる気がします。
あとは釣りね(笑)
釣るだけじゃなくて、捌いて料理するまで。
お〜、最高の教育環境じゃないですか。
釣りとキャンプ専門の義務教育ができる学校があったら生徒集まりそうだな。
外でキャンプして体験学習を積む。
森林や魚、虫などの自然環境を学ぶ。
自然から得た食材で料理を学ぶ。
こんな学校があっても良くない?
講師も必要だし、メーカーにも協力を依頼して事業拡大のお手伝いもするとか。
なんか今ふと思ったけど、僕が思いつくくらいだから誰かやってることかな(笑)