どうも、ヨシヒコです。
高卒だった自分が企業に勤めたときも、公務員になったときも、常に学歴というものを気にしていました。
大卒や学卒の人はどう思っているかは知らないけど、会社や組織は優劣をつけて扱っているようにも感じられたので、かたちだけでも学士の単位を取っておこうと働きながら通信教育で大学に通いました。
まぁ、行ったところで何が変わるかなんて大した期待もしていなかったし、目的が単位修得だったので何かを学びたい訳でもなく、今さら学歴が上がったところで給料が上がるわけでもない。
でも、「学ぶことに前向きになることは大切なことだ!」
そう思っていた自分もいたし、周囲からも評価されるんですよね!
これが日本の社会構造。。。
「頑張っている」
ということが大切なんです!
でも、この考え方は間違っている。
だって、この見方が原因で「うつ」になったり「過労死」したり、「自殺」にまで追い込んでいる世の中だと思うから。
期待されると頑張りすぎる人がいて、期待されないと落ち込む人がいたりして・・・
そこに自分という人間が存在してない。
だから「社畜」とか「ブラック」なんて言葉が今になって表に出てきてる。
とりあえず学士の単位を取りにいって良かったと思えることは、工業系の出身である僕が、経営などの商業系に興味を持てたこと。
今まで習ったこともないし興味を持つきっかけもなかったので、それをきっかけにして高等学校の商業と情報の教員免許を取得したわけですが、少子化や職業高校の統廃合が相次ぎ教員採用試験の倍率が30倍とか・・・
まぁそんなこんなで採用試験の勉強をしたりするうちに思ったこと。
それが、
「教育ってなんなんだろう???」
「教科書の中身を教えること?暗記させること?」
「ちょっとでも変わった生徒がいたら枠からはみ出さないように抑えつけること?平均を求めること?・・・」
「個性」を尊重するとか「生きる」力を育むとか言葉の意味がわからなくなり、決められた枠の中で、本当の「個性」も本当に「生きていくための力」も養われないのではないか?
僕もそう育ってきたからわかるけど、
「とにかく親・先生・大人の言うことは聞きなさい!」
ってなってる。
でも社会は今どうか?
「言うこと聞きなさい!」
と言われて育った人たちが世の中に出た瞬間、
「自分で考えなさい!」
これですからね(笑)
なんのために押さえつけられてたんだか。。。
基本的に上から言われたことに反することは許されない組織は、下にも同じように伝えるしかなくなる。
僕もそれなりの刷り込み教育を受けてきた経緯があるので、
「こういうもんだ!」
って固定概念を持って生きてきたのは事実。
矛盾していることは
「そういうもの」
と考えながら適当な理由をつけてきたから、自分の中で満たされないことや納得いかないことは仕方なく受け入れながら過ごしてきた。
小さい頃から続けてきた野球を通して
「これが当たり前」
という考え方に囚われていたのも大きかった。
でも、自分にとって理不尽だと思える出来事をきっかけに考え方を改める時間を過ごした。
強制的にやらされることの苦痛は小さい頃から感じていたし、自分なりに考えた行動を否定されるのも、今後の積極的な行動や思考を奪われてしまう。
コーチングとティーチングの間違った解釈をしている背景があり、今まであった野球界の常識には従えない。
固定概念が昭和のままでは気づけないし、新しいことを生み出すこともできない。
大きな課題がまだまだあると感じます。
大学や塾などの教育、習いごとや資格取得のために多額のお金を払うのはなんのためか???
ほとんどの人はそれを得ることによって、自分が思うような未来を手に入れられると思っているからでしょう。
でも、現実はそれだけじゃ何もならない。
僕が学士を取得したこともそうだし、今まで取得してきた工業系の資格もそう。
「とりあえずこの資格を取っておこう」
とか、
「就職に有利だから」
とか、そんな理由で取得した資格は活きてこないことが多い。
それよりも、欠かせない学びは日本の経済状況やお金のことでは?
なんて深く考えるようになった。
人口減少で高齢社会。
労働人口は減り、経済力も低下して税収も少なくなる国や地方。
年金受給も年齢が上がり、生活できるだけの金額はもらえないでしょう。
東京オリンピックが2020年に行われますが、その後の日本経済は急激に落ち込んでいくと言われています。
最近では災害が非常に多い国にもなってきましたよね。
日本の教育は基本的に誰かに雇われることを前提としていると思っています。
そのせいか、なにかに頼ろうとする人も多い気がします。
日本国憲法にある生存権「最低限度の生活を営む権利」も、国の努力義務としてあるだけで、できないものはできないと言われたらおしまいです。
現に餓死してる方もいるのですから。。。
楽観的に見ていることなんてできないし、国や勤め先に頼った生き方は難しくなるのかなと感じています。
本当の「生きる力」ってなんなのか???
だからなおさら今の学校教育に疑問を持つことも多くなります。
日本がどこに向かっていくのか?教育はどこに向かっているのか?
豊かに暮らしていく、自分が思うような生活を手に入れていくためには最低限のお金は必要です。
「苦労して労働から得るのがお金というもの」
という考え方が刷り込まれているせいか、お金を得るには時間を使って労働することのように思われています。
優秀な人材は海外にたくさんいるし、AI(人工知能)の発展によって、今までやってきた人間の仕事が機械に置き換えられていくと話題になっています。
働き方は時代の変化とともに変わっていくものだし、多くの人が自由で豊かな生活を手に入れたいと思っているはず。
もっともっと前向きで活力ある人が増えれば、日本経済も活性化して今より豊かで魅力ある国になる。
それには教育環境や教育方針の課題があり、子供達から見える大人の姿だと思ってます。
苦労しながらお金や会社のために働き、愚痴ばかり言ってる姿を見て子供達はどう思うか?
それが自分にとっても周りにとっても幸せの方向へ向かっていくのだろうか?
子供たちが夢中になれることを素直に応援できる大人になりたいと思うし、多くの経験を積んでいるのが大人だからこそ力になってやれるのも大人。
現実社会と未来を語るのも大人の役目かなと思います。
ただ応援するだけじゃなく、礼儀やコミュニケーションを教えるのも大人の役目。
そこを忘れてる大人も多いけどね。
いくらインターネットが発達したとはいえ、人間同士のやり取りなんだから。
過去にとらわれることなく、変化は素直に受け入れること。
そのためには脳内のデトックスが必要だし、常に新しい情報を取り入れることが求められています。
自分が望む生活を手に入れることができるのも、今のインターネット社会であり情報社会だと思います!
「唯一の失敗は何も行動しないこと」