どうも、ヨシヒコです。
ロッドの基礎知識がシリーズ化してきました(笑)。
ロッド基礎知識 ブランク?ブランクス?どっちで呼ぶのが正しいの???
で、今回は「レングス」「アクション」と「テーパー」について。
レングス
レングスとは長さのことで、一般的な単位としてフィートとインチで表記されています。
1フィートは、30.48センチメートル。
1インチは、2.54センチメートル。
単純に
1フィートは30センチ
1インチは2.5センチ
と覚えておくと良いかもしれません。
計算すると、1フィート = 12インチ。
1フィートをインチに変えると12インチです。
なので、6インチというのは1フィートの半分ということになります。
8半とか8ハーフとか言ったりするけど、これは8フィート6インチのこと。
8.5フィートは8半ではないのでは?
細かい話だけどね(汗)
フィートのみで表記してるのか、それともインチが含まれているのか・・・
基本的にはインチが含まれていると思ったほうが無難なようです。
8フィート6インチのロッドは、259.08センチメートルなので約2.6メートル。
8フィート
30.48センチメートル × 8フィート = 243.84センチメートル
6インチ
2.54センチメートル × 6フィート = 15.24センチメートル
10フィートは304.8センチメートルなので、約3メートルということ。
1フィートが約30センチと覚えておけば、ポイントでのロッド選びに役立ちます。
アクション
これはメーカーによって変わるけど、柔らかい→硬いの順番に並べてみます。
UL(ウルトラライト)
L(ライト)
ML(ミディアムライト)
M(ミディアム)
MH(ミディアムヘビー)
H(ヘビー)
XH(エクストラヘビー)
MLよりも少し硬くしたMML
とか
Mよりも硬くしたMMH
とかもあります。
基本的には
L(ライト)
M(ミディアム)
H(ヘビー)
が基準ですね。
ロッドの表記はメーカーによって異なる部分ではありますが、基本的なところは変わりません。
レングス(長さ)
アクション(ロッドの柔らかさや硬さ)
コレが基本的な部分。
最近はパックロッド(3ピースや4ピース)が増えてきたから、ピースの数(何本で1本のロッドになるか)が表記に含まれてることもありますね。
ホンナミロッドを例にすると以下のようになります。
822M
8フィート2インチの2本繋ぎでミディアムアクション。
734HD−P
7フィート3インチの4本繋ぎでヘビーアクション。
Dはオールダブルフットガイドを意味してPはパックロッド。
こんな感じですね。
テーパー
基本的には3種類。
ファーストテーパー
レギュラーテーパー
スローテーパー
ファーストテーパーはティップ(穂先)側が弧を描くように柔らかく、ロッドの中心にあたるベリーから根本のバットにかけて硬く作られているロッド。
レギュラーテーパーは、全体的に弧を描くロッド。
スローテーパーは、ベリーからバットにかけての根元側が弧を描くように曲がるロッド。
まとめ
ざっくりとロッドに関してはこんな感じだけど、メーカーがしのぎを削ってるから、あらゆるコンセプトを元に次から次に新製品が出てくる。
本当にロッドはどんどん進化してきてるなと思う。
それぞれのロッドセクションで、異なる強度のカーボンを織り交ぜたり、ボロンがコンポジットされたり、グラス素材のロッドもひそかに人気が出てきましたよね。
ユーザーのフィーリングはそれぞれ違うから、自分に合うロッドに巡り合うのは大変なこと。
ネットの普及もあって、動画やブログで数多くのインプレッションを見ることはできるけど、やっぱり手にして振ってみないと分からないことばかり。
フィッシングショーを始めとして、各メーカーがロッドの試投会を開催するなど、ユーザーが触れられる機会が多くなってるのはユーザーとして有り難いことですけどね。
アクションもテーパーも、実際に使ってみないと分かりません。
自分が思い描いてたロッドと全然違った・・・失敗・・・
そんな経験を何度もしました(汗)
表記はあくまでも参考です。
人それぞれ釣りのスタイルも違えば、骨格も腕力も、何もかもが違いますからね。
右腕となる相性抜群のロッドと巡り会うえたら幸せなことです。
異性も道具も、長く大切に接することが、経済的にも精神的にも一番です!