どうも、ヨシヒコです。
日本国内だけでも、毎日どれくらいの動物が殺処分されているのだろう・・・
動画を見ているだけで心拍数が上がって胸が苦しくなる。
どうにかならないのか。。。
殺処分に関する話題に触れると本当にいたたまれない気持ちになる。
夜のニュースじゃなくて、ゴールデンタイムで広めてもらいたい。
この現実を!!!
環境省の調べによると、年々数は減っているものの平成28年度で犬猫合わせて5万頭以上が殺処分されています。
50,000頭です。
50,000匹の命が、人間の手によって作られたガス室で殺されている現実があります。
別に動物でしょ?
お前がどうにかできる問題じゃないだろ?
と言われれば、それまでかもしれません。
でも、人間が動物に助けられていることは多々あるのも事実です。
犬の話にはなってしまいますが、盲導犬・介助犬・聴導犬・警察犬・セラピードッグなどなど、人間を助けてくれる存在です。
その命に優劣をつけて簡単に殺処分してしまうって僕には考えられません。
災害救助犬の夢之丞(ゆめのすけ)が脚光を浴びたことがありましたが、これも偶然が重なって助けられた命です。
夢之丞(ゆめのすけ)と同じように人の命を救い、人を癒してくれる犬たちが今までどれだけ殺処分されてきたか・・・
想像することすらできない凄い数だと思います。
ペットブームがあったりして犬を飼う人が増えました。
しかし、ブームだからこそ終わりがあります。
命に関わるものなのに商品として値段がつけられます。
商品ですから、商品価値が無くなれば売れなくなるのがモノです。
普通の商品とは違って、命ある動物なので年齢を重ねます。
また、世話をしない限り生きることができません。
製品と違って、在庫として保管しておくことができない動物です。
ただ可愛いからという理由では飼うことなんてできません。
命を育て、一緒に暮らすというのは、そんな簡単なものではありません。
動物はモノじゃない!
その認識に欠けている人が少なからずいるのも事実でしょう。
平成28年度の統計では、犬を飼い主から引き取った数が全国で4,000頭以上。
捨てられたりしていた所有者不明が36,000頭以上です。
合わせて40,000頭以上。
譲渡などで命を繋ごうとする団体などが存在しなければ、すべてが殺処分されていたかもしれません。
過去の統計を見てみると、平成元年で100万頭を超えていたのですから、異常としか言いようがありません。
数字にしたら1,000,000です。
各都市の人口から考えると、恐ろしい数字ではないでしょうか?
この数字を見て、どのように捉えますか?
僕も犬を飼って10年になろうとしています。
長く生きてくれたとしても、もう半生を過ごした銀次郎だと思います。
その時がいつか来てしまうのだろうな・・・
そう思うだけで悲しくなります。
今一緒に過ごせる時間に感謝しています。
1匹でも多くの動物たちが人と暮らし、人が見守るなかで生涯を終えて欲しい。
ただただ願うことしかできませんが、ずっと考えていかなければならない問題だと思っています。