どうも、ヨシヒコです。
「好きなことを仕事にする」
「趣味が仕事になる」
って言われるようになってきたけど、まだまだその実感は湧いてこない。
でも、テクノロジーの進化によって、人間がやりたくない「仕事」をロボットに任せたり、ネット上で手続きや決済ができるようになってくると、そんな時代が訪れてもおかしなことではない気がする。
戦後復興の時代は、国民が国を立て直すために一生懸命働いた。
自分の生活のため、家族のため、国民のため、国のため。
そうやって日本は豊かになってきた。
豊かになってくると、娯楽の時間を確保できるようになってきたから、レジャー施設ができたり、趣味を楽しむ人が多くなる。
当然だけど、それに付随した「仕事」ができる。
東京ディズニーランドをはじめとした巨大な施設で働く人々。
空港やJRなど、公共交通機関で働く人々。
そして、僕の趣味であるアウトドアやフィッシング関連の企業など、いろんな趣味に関する企業もたくさんある。
時代の変化とともに、無くなる「仕事」と新しい「仕事」ができてくる。
「需要」がある分野と今後「需要」が見込まれる分野は「仕事」になる可能性がある。
豊かになったライフスタイルやワークスタイルによって、家の中だけで食事を済ませる人は少ない。
コンビニエンスストアや外食産業で働く人も多くなっている。
人手が必要だった農業も、大型の機械を導入したり、コンピューターを駆使しながら作業や管理ができるようになってきたけど、この部分を見て「仕事が奪われた」って発想にはならない。
ちゃんと無くなる「仕事」があっても、生まれる「仕事」がある。
イギリスの産業革命時代も同じだったみたい。
人間が生きている以上、何かを必要として生きてるから、それが「仕事」になるって考え方ができると思う。
話を戻すと「好きなことが仕事になる」っていうのは間違いないと思うんだけど、それだけじゃ成立はしませんね。
好きなことが上達したり、他の人よりも優れた知識があるから誰かに必要とされて需要が生まれる。
その「需要」が「仕事」にできる。
何でもかんでも好きなことを仕事にはできないですよね。
「誰かのためになること」
「誰かに必要とされること」
「仕事」から「教育」の分野って切り離せないなと思うところです。
いろんなコミュニティやサークル、オンラインサロンなんかもそうだけど、受け身の人よりも積極的に参加して吸収して、それをさらに拡散していく。
そういった意味では、影響力ってこれから重要なタスクになりますね。
SNSのインフルエンサーがまさしく、新しい「仕事」になってる部分です。
ブロガー・インスタグラマー・ユーチューバーがそれです。
こうやって新しい市場ができてきます。
また、我々は過去の人と同じようなライフステージではなくなる。
60歳や65歳で定年退職というのが当てはまらなくなる。
これはもちろん金銭的なこともあるけど、充実した生活を送るためにも、仕事を継続しながら人との付き合いも欠かせない。
100年の寿命があっても、金銭的な苦労があったり不健康で孤独に生きていても、苦しい時間が長くなるだけで長寿の恩恵を受けられませんね。
働き方改革によって大企業でも副業を認めるところが増えてきましたし、この流れは「副業」から「複業」の時代へとシフトしていくのではないだろうか?
って僕は考えてる。
一つの「仕事」を勤め上げて定年退職。
退職金を崩しながら年金で暮らす。
それが可能な過去だったけど、僕らがそのモデルを真似することはほぼ不可能。
残念なことに諸外国と比較して一番最初に「少子高齢社会」を経験するのは日本だから、参考になる国もない。
日本が最初に経験する社会なんです。
ってことで、80歳くらいまでは普通に働かないといけない時代になるかもな〜って思いながら、30代後半の僕からすると残り40年も今の仕事だけをするなんて考えられないわけです。
そもそも20年もしたら無くなる「仕事」に従事してるかもかもしれません。
僕も含めて多くの人が直面するかもしれない「仕事」の変化。
企業は雇用を守ろうとしてくれるかもしれないけど、機械化によってランニングコストを下げたライバル企業が先へ先へ進んでいくのを、ただ見ているなんてできませんよね。
企業の存続に関わってくることですから。
人員整理は避けて通れないし、企業も多くの人を必要としなくなってくる。
そして、大きな組織ほど情報伝達のスピードなどの初動が遅い。
それに対して今は、個人同士が繋がって大企業と同じ力を持つ人たちもいる。
大企業しかできなかったことが、フットワークの軽い個人や少人数でできる時代です。
YouTubeとか見ていたら、テレビ局がいくらでもあるって感じですし、スポンサーの立場としても安い広告料で認知してもらえる。
win-winの関係が成り立ってしまいます。
規模がどんどん縮小され、力のある個人や少数の人たちが脚光を浴びて経済を動かすようになる。
というかなってきてる?なってる?
インターネットの発展、今後は5Gの回線、そしてAI(人工知能)をはじめとしたテクノロジーの進歩によって、僕らが生きていくうえで直面する大きな課題は、目の前に沢山あるだろうと思います。