どうも、ヨシヒコです。
進次郎を連れての初キャンプは粗相を心配すると一緒には寝られない。
銀次郎と咲希だけなら何も心配しないで寄り添って寝てたんですけどね。
進次郎はまだまだ中身が子供で、躾の大切さや大変さを感じてるところです。
相方も進次郎のために就寝時の小さな折り畳みテントを買ってくれて、それをテントの中に入れて過ごそうと計画。
だったら大きめのテントの方が良いね〜
なんて実家にあった古いけど使用頻度が極端に少ないテントを持参。
ハイ、組み立て〜
カンカンミシッ?
ん?ペグを打とうとして引っ張ったら千切れる?
指でもこのテープが千切れる?
こんな劣化ってある?
バッテリー液で濡れたのかってくらいパリパリしてやがる!!!
でもなぜか?1箇所だけは無事でしたね。

保管の問題なのかな〜
実家の倉庫に置いてあっただけなんだけど。

不幸中の幸いで、広げてダメだったら困るからいつものテントも持参していました。
これでキャンプは狭いながらも問題なく過ごすことができました。
さて、このテント。



PCキャノピードームテントと言って、コールマンの中でも比較的古いモデルなので現在は生産終了。
もちろん保証なんてないし、捨てるか直すかの2択しかない。
カスタマーセンターに連絡して修理しようか迷いましたが、これもまた面倒な感じなんですよ。
修理費用も往復の送料を考えたら1万円を超える予想。
メルカリで買えてしまう値段かも?
四隅にあるピン&リングシステムのテープ部分が根本から千切れてしまってますが、ポールを差し込んでテンションがかかる重要部分なので、強度を確保した補修が必要です。
そう考えると・・・自分でやるのは・・・
いや、今後も同じようなことが起きそうだし、自分でやれるようにしておくべき!
ってことで調べていたら、テントのリングピンのように「強度が必要なベルト部分の補修」には、リベット補強(カシメ補強)が有効らしい。
「リベット(カシメ)」は、布やベルトの端を金属ピンで固定し、縫い目に加えて強度を出す方法なので、特にテンションがかかる部分(テントの四隅など)におすすめ。
という情報をもとに手順を確認。
🛠 テントのベルト補修例
① ベルトを切りそろえる
→ 劣化した部分を切除して、新しいベルトを用意(または補強用に重ねる)
② Dリングやピンを通す
→ 元の形に近づけるようにセット
③ ポンチで穴を開ける
→ ベルトを折り返した状態で、貫通穴を開けます
④ リベットを通して打ち具で叩く
→ 表と裏に「頭」と「足」を装着し、金づちでしっかり固定
⑤ 補強ステッチを追加(あれば)
→ ミシンまたは手縫いで補強縫い(「コ」の字形など)
そんなわけで揃えた道具たち!





それでは一つずつ作業を進めていきますよ〜
まずは厚さ2mm幅25mmのテープをカットしていきます。
テント部分に残されたテープは補強のために残して、ライターで焼いてほつれ防止!
切ったテープも同様の処理。
この緑部分の元テープを挟むようにして固定しようと思います。



その際にリングなどの付属品を忘れずに通しておきます。

まずはボンドで固定します。

ボンドが固まったらポンチで穴を空けます。
ただ穴を空けるだけだと強度やほつれの問題もあるのでコイツを使います。

熱して貫通!


という考えは良かったのですが・・・
当然だけど熱で広がって予想より大きい穴になりますよね(笑)。

本来であれば細いのを貫通させて、カシメの太い方に合わせて少しだけ穴を大きくしておきます。
そうすることでカシメの収まりが良くなりますが今回は無視です。
やってしまえ〜の勢いでカシメ(頭10mmx足10mm)をハンマーで打ち付けます。
この時の注意は最初弱く次第に強く。
さらに叩き過ぎて潰れないように微妙な力加減を考える必要があります。


Dリングとピンの固定も同様の作業です。
使うカシメは頭8mmx足6mm。

先ほどと同じ失敗を繰り返さないように細いポンチを使います。


穴を空けてバーナーで熱した棒を通してほつれを防止!

あとはカシメを同じように打ち付けて!
こんな感じで完成でしょうか。


引っ張った感じ強度は問題ないと思いますね。
コレでダメならゴミになってしまうテント・・・
と思いながら壊れたらまた補修するんでしょうかね。
その時の気分で判断する方向が変わるのが僕。
あとはミシンで補強を入れたら完璧かな〜と思いながら、これで終わらせてしまうのが僕です。
別に問題ないかなと思うけど、相方が快く引き受けてくれたらミシンの補強を入れましょう笑。
これで次回のキャンプは快適な空間になるかな〜
ソロキャンプで使ってみるのもアリか?
なんて考えながら、こんなことをするのも楽しい時間です。
取り掛かるまでは面倒ですけどね。