どうも、ヨシヒコです。
各社から豊富にリリースされているフックですが、用途によっての使い分けや釣り人の好みによって選択は千差万別。
今回はその中でも購入時点から装着されていたり、地元の釣具店などで比較的取り扱いの多いオーナーばりさんのフックの見分け方について触れてみます。
といっても、品番からの見分け方です・・・
トレブルフック
ST36BC
この品番が意味するものは
ST・・・スティンガートレブル(トレブルフック)
10の位が3・・・数字が大きければ太軸で小さければ細軸。
1の位の6・・・フック先端のポイント部分がストレート。
BC・・・ブラッククローム(黒いフック)
ということになります。
シングル
S61
S・・・シングル
10の位の6・・・数字が大きければ太軸で小さければ細軸。
1の位の1・・・フック先端がネムリ(内側に向いている)になっている。
ということでまとめてみます。
最初のアルファベットが意味するもの
ST・・・スティンガートレブル
S・・・シングル
STBL・・・スティンガートレブル・バーブレス
SBL・・・シングル・バーブレス
(BLというのはフックに返しの付いていないもの)
管理釣り場などではシングルのバーブレスのみの使用など、レギュレーション(規制)になっているところがあります。
10の位の数字について
1・・・EXファイン 細軸
2・・・ファイン
3・・・ミディアム
4・・・ミディアムヘビー
5・・・ヘビー
6・・・EXヘビー 太軸
数字が大きいほど太軸です。
1の位の数字について
1・・・カーブ
6・・・ストレート
語尾のアルファベット
BC・・・ブラッククローム(黒)
TN・・・スズ(シルバー)
簡単にまとめるとこんな感じでしょうか。
(S55とS75がミノー用の縦アイになっていると思います・・・多分)
様々なサイズ
ほとんどが下記のような表記になっていると思いますが、♯やsizeなら数値が大きいほどフックサイズは小さく、小さい数字ほどフックサイズが大きいというのが普通です。
♯3 小
♯2
♯1
1/0
2/0
3/0 大
♯の後の数字が大きい(♯3)ほど小さく
♯の後の数字が小さい(♯1)ほど大きく
1/0の方が大きくなり左側の数値が大きほどサイズが大きくなります。
しかし、スプリットリングの場合は、♯000 ♯00 ♯0 ♯1 ♯2 ♯3という順番で大きくなっていきます。
サーフゲームのようにルアーの回収に砂地や砂利があるところでは、どうしてもフックの先端が丸まってしまいます。
ST31(トレブルの3番の軸でポイントがネムっているもの)であれば、ストレートのポイントよりは傷みにくいことがわかると思います。
でもここはアングラーの好き嫌いがわかれるところ・・・
掛かりでいうならストレートポイント。
掛けてからのホールド力ではネムリが入っている方。
といったようにそれぞれに一長一短があります。
これだけではなく、
シャンクの長さ(フックの軸の長さ)
ゲイプ幅(軸とフックポイントの距離)
ベントカーブ(フック下部の丸みの形状)
フックのサイズやひねりが入っているか・・・
そしてシングルフックに限られたことではありますが、ルアーと接続する部分のアイをどうするか・・・
ここなども大きく釣果に関わってきます。
素材によってのサビやすさや強度など色々な要素があり、フックの選び方は釣り人それぞれの経験や釣り方で自分に合ったものをどう選択していくか・・・
個人の好き嫌いが分かれる部分だと思います。