日常ブログ

日本人に求められている力は創造力(クリエイティブ)!そう評価されている。

どうも、ヨシヒコです。

「自分を変える勇気を持とう」
「あなたもできるクリエイティブな考え方」
「クリエイティブマインドセット」

「創造力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法」

書籍のタイトルや副題がこれ。

 

どれも自分が求めているものだから手にした書籍だが、日本人として誇りに思うことが書かれている。

著者はトム・ケリーとデイヴィッド・ケリーの兄弟。

「まえがき」の前に「日本の皆さんへ」というメッセージを読んで驚いたことがひとつ。

それは、世界からは日本人がクリエイティブだと思われているということ。

 

でも、日本人の多くは僕の感覚と同じく、そう思っている人は少ないという結果が出ている。。。

これって教育の差???

自分の性格がそうなのもあるけど、否定されることに臆病になって自分を表現できない人は多いと思う。

ゆえに、自分の創造力を発揮させてやろうなんて考えたことがない。

 

社会に出て就職して月日が経つと、ただただ失敗しないように、批判されないように最低限のことをやればいい。

または、批判を浴びてまで自分を表面に出すのはマイナスの評価しかない。

 

おそらく仕事をしている多くの人は、年功序列の終身雇用体系で働いているため、保身をかけてまで自分の創造力を発揮しようなんて思っている人は少ないように思う。

だって、目上の人に疑問を投げかけても

「そういうものだから」

「昔からこうだから」

という答えが多い。

 

または、時代とともに転換期を迎えていると思っていても、今はそれで問題がないからとりあえず触れないでおこう。

そういう考えもあるかもしれない。

 

いずれにせよ、これからはグローバルの時代。

今までの島国感覚ではこれからの日本は取り残されてしまう。

少子高齢化社会じゃなくて、完全な高齢社会。

 

人口もどんどん減少するのは目に見えてわかっていることなので、消費が落ち込むのは当然だし、国の経済力も落ちていく。

結果として国の税収が減るので、その恩恵を受けることなんてできない。

年金や保険、介護や母子手当、多くの公共施設福祉施設、道路や公園だって税金が元となっている。

企業だって今までのように新入社員を教育して、将来的に会社の戦力にしようなんて発想は無くなってきているし、ヘッドハンティグのように優秀な社員を雇用する方が即戦力として会社の利益を生み出すし、多くの社員を囲い込むよりは経営の見通しは立つしフットワークも軽くなる。(終身雇用・年功序列型賃金の崩壊)

だからこれからは「個」の時代とも言われている。

会社が経営に行き詰まってしまえば、そこで働かせてもらっている社員は行き場所を失う。

 

数年前は

「あそこに就職できれば生涯安泰」

なんて言われていた会社が、経営難に陥っているニュースを頻繁に見る時代。

 

企業や会社に頼った生き方は、いつどうなるかわからない時代を、この先迎えることになるじゃないか・・・。

日本の中小企業は、設立から10年で倒産する確率が90%を超えているのも事実だから、否定することはできないと思う。

 

これからは大きな企業も強みだけを残して外注するスタイルが主流になってくると思う。

仕事のスピードもクオリティも、高いものが期待できるし、互いにメリットしかないwin-winの関係を築くことができる。

どちらにしても、この先会社の存在自体がなくなるかもしれないし、IT化が加速するのは当然のことなので人員削減は起こる。

利益に貢献できない人は真っ先にリストラされるかもしれない。

もしそうなった時、自分には収入を生み出せる力があるのだろうか???

 

バブル崩壊後の拓殖銀行が倒産した時は、パソコン操作ができる若手などは次々と再就職先を決めたみたいだけど、上司に頭ばかり下げてスキルもないまま出世してきた人は悲惨な結末だったみたい。

 

これからの時代、

自分をどれだけ売ることができるか?
世の中に必要とされるスキルを持っているか?
何を提供することができるのか?

何をしたいのか?
ワクワクできることってなんだ?

 

そんなことを考えていると、最終的に何をするために生まれてきたのだろう???

なんて考えてしまう。

それを探すためにも、今までの日本人気質から脱却して、「クリエイティブ」に物事を考えられるようになる必要があるのではないか?

それに一番大切な「自信」がなければ「行動」にはならない。

そんな思いから手にした書籍は、少なからず影響を与えてくれる。

 

以下、書籍の前書きの前に書かれていた「日本の皆さんへ」というメッセージを抜粋

日本でも世界全体でも、クリエイティブな解決策がこれほど求められている時代はありません。
中略
私はビジネスや家族の用事でもう25回以上は日本を訪れています。

そして、日本を大好きになり、尊敬するようになりました。
中略
創造力に対する自信(クリエイティブ・コンフィデンス)には、欠かせない要素がふたつあります。

斬新なアイデアを思いつく人間の生来の能力と、アイデアを行動に変える自信です。

私のこれまでの経験からいっても、日本人は本当に本当にクリエイティブです。
(2回連続で「本当に」と書かれています)

その創造性に「自信」さえプラスすれば、きっと創造力を解き放てるはずです。

世界5カ国の5,000人を対象とした最近の調査によると、日本以外の国の回答者たちは、日本が世界でいちばんクリエイティブな国だと答えました。

ところが、日本がもっともクリエイティブだと回答した人の割合は、なんと日本人がいちばん低かったのです。

本書を通じて、日本の人々が創造性と自信の両方を養い、日本がイノベーションでさらなる成功を遂げられるよう、願っています。

トム・ケリー

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