どうも、ヨシヒコです。
数日前、久しぶりに同級生のスポーツショップに顔を出したら、偶然コウタもいた。
彼が中学生の時に指導者として携わる期間が少しだけあったのが縁で、今も応援させてもらってる。
高校野球最後のシーズンを迎えて、色々悩んでいるみたいだ。
経験してきた僕らからすると大したことじゃないと思っても、その場に置かれてる彼にとっては大きなことなんだろうな〜
一生懸命やってるから悩みも出るだろうし、本当に達成したい目標に対して実現できるかの不安、最上学年でもあるし、入学して1年生ながらサードのレギュラーを獲得して、夏の北北海道大会決勝戦を経験してるし、いろんな要素が絡んでいるんだろうね。
あと一歩で甲子園には出場できなかったけど、その経験を生かすところは今。
周囲を引っ張っていかなくちゃいけない。
もちろん現時点で結果を残しながらプレーできたら最高かもしれないけど、少しずつ上向いていくはずだって自分を信じながら練習するしかない。
それよりも、取り組む姿勢だったり、自分が1年生の時に感じたことを先輩として見せてやる態度が必要だよ。
人の理想を追い求めることじゃなくて、自分はどうしたいのか?
それがブレなければ、あとはやるだけじゃん!
結果は後で分かること。
だから「今」が大切なんだよ。
僕からしたら、青春してるな〜って感じで、すごく羨ましい!
凡人じゃ経験できないことを今してる。
それだけでも感謝しないとね。
真面目な彼だから、そうなるのも当然と言えば当然なんだけど。。。
熱くなることがあるって最高だよ!幸せだよ!
大人になると大半の人が失ってしまう「熱」。
これを求めて苦しんでる大人も多いけどね。
(俺だけじゃないしょ笑)
とりあえず自分の話は置いといて、コウタが高校入学してから、あっという間の3年目。
昨年も会った時に
「時間が経つのが早すぎる」
って言ってたけど、それだけ充実した時間を過ごしてるってことだよね。
「まだまだ野球が分からない」とも言ってたかな。
向上心が半端ないから、時間がいくらあっても足りないと思うんだろうな。
野球人として大切な心だと思う。
でもあと一つ。
いい意味で勘違いになってもらいたいね。
「悩んで解決するなら誰でも悩むよ。」
でも、ほとんどがマイナスのルーティーンね。
「悩まないで考えよう!」
で、考えたあとは
「行動しよう!」
「考える」って、どう行動するかを思考することだから。
悩むって結論が出ないことが多いし、「考える」と「悩む」にはポジティブか?ネガティヴか?の違いがあると思うなぁ。
考えて結果の出ることなら考えればいいけど、世の中の解決って「行動」でしか得られないし。
ポテンシャルが高い選手なだけに、「心」が沈むとパフォーマンスは発揮されない。
ポテンシャルが高いなら、あとは「心」の問題なんだ。
肉体的な問題はメンタルで救うことができるけど、その逆って難しい。
彼が1年生で出場した北北海道大会決勝。
旭川スタルヒン球場。
あの時は目頭が熱くなって思わず涙が出たな〜。
悔しさや落胆、自分の力の無さ、今の仲間とやる野球はこれで最後・・・
人生で忘れることのできない時間がそこにはある。
悩んで終わるなんて後悔しかない。
あと4ヶ月!
甲子園まで行けたとしても、残された時間は決まってる。
グラウンドで生き生きと野球をやってる姿を、父親にしっかりと見てもらいたいじゃない。
感謝の気持ちを表現する場所は、グラウンドの上しか今はないよ。
2年前を思い出してジーンときてしまったわ(涙)
僕らが望んでいる姿も同じ。
それも長く、いろんな場所でね(笑)
コウタ、耐えて勝て!