どうも、ヨシヒコです。
SNSを何となく眺めていると、なぜか最後までじっくり見てしまう海外のショート動画ってありませんか?
自分は溶接の綺麗なビードをひたすら辿っていく動画とかもそうなんですが、最近特にハマってしまったのが、サーモンを捌いている動画。
河岸みたいなロケーションで手際よく捌いている姿に引き込まれてしまったんだけど、
使っているナイフ、なんか違わない?
普段、自分がサケやサクラマスを捌くとき基本的に出刃包丁です。
出刃包丁は鋼(ハガネ)なので、定期的に砥石でしっかり研ぎ直してあげれば切れ味が復活します。
ゴツいサケの頭を落とすときも、多少の力は要りますが骨ごと叩き切れますし、片刃だからこそ皮を引くときも刃が滑りやすくて便利。
「まあ、魚を捌くならやっぱり出刃包丁が安心だし、こんなもんだよな~」
って思っていたんだけど、動画に出てくる下ろすスピードの速さに着目。
そこで使われていたナイフが細長くて刃が柔軟に曲がる「フィッシングナイフ(フィレナイフ)」だったんですね〜。
身に刃を沿わせると、しなった刀身が魚の骨の凹凸を撫でるようにフィットして、一気にスーッと引き抜いていく。
力で骨を断ち切る出刃とは違い、最小限の力で骨から身を滑らかに削ぎ落としていく感じ。
「頭を落としたり硬い骨を叩いたりするのは出刃の役割だけど、純粋に3枚に下ろすだけなら、このしなるフィッシングナイフを使った方が圧倒的に早いんじゃないか?
一度こう思って気になりだしたら、もう止まらない(笑)。
色々調べてみると、動画で使われているようなタイプのナイフを検索して、口コミや評価から判断。
そこまで高価な道具でもないので、いつもどおり自分で実際に使って試してみるしかないでしょ!
ということで、ポチッと。




今回購入したフィッシングナイフのスペック
届いたナイフの仕様や特徴はこんな感じです。
- 刃の材質: 5Cr15Mov(ステンレス鋼)
- 表面処理: フッ素樹脂コーティング(黒色処理・非粘着性&防錆)
- 構造: 両刃(右利き・左利きどちらも対応)
- サイズ: 全長375mm / 刃渡り228mm / 幅58mm
- 重量: 205g
- ハンドル材: 高耐久PP素材(サイド滑り止め加工)
- 付属品: 透かしデザイン鞘(シース)、簡易刃研ぎ器
実際に手に取ってみて感じた「第一印象と特徴」
まず箱から出してみて驚いたのが、刃渡り228mmという絶妙な長さと、刀身のしなり具合です。

素材には「5Cr15Mov」という耐食性と耐摩耗性に優れたステンレス鋼が使われていて、表面にはフッ素樹脂コーティングが施されています。
全体がブラックに引き締まっていて見た目もかなりスパルタン。
魚のヌメリや油脂が付きにくく、使用後にサッと洗い流せるのは現場やキッチンでかなりありがたいポイントですね。
そして何よりの特徴は、「薄く仕上げられた刀身」です。

手で少し力を入れると、刀身がしなやかに曲がります。
このしなりのおかげで、魚の骨周りを沿わせるように包丁を進めることができ、身を残さずに骨からきれいに剥がし取ることができるわけです。
力を込めて強引に切るのではなく、刃の柔軟性を活かしてスムーズにスライドさせるイメージですね。
ハンドル部分は高耐久のPP(ポリプロピレン)素材で作られており、側面にしっかりとした滑り止め加工が入っています。
魚を捌いているときって、どうしても手に油やヌメリがついて滑りやすくなるんですが、このグリップならガッチリ握れて安全です。
さらに、このナイフは両刃構造になっています。
日本の出刃包丁は片刃が主流なので右利き・左利きを選びますが、これなら利き手を選ばず誰でも直感的に扱えるのもメリットですね。
家庭での調理はもちろん、オフショアやショアの釣行に持ち出してその場で血抜きや大まかな処理をするのにも向いています。
また、通気性の良い
「透かしデザインの鞘(シース)」
と
「簡易研ぎ器」
が標準でセットになっているのも親切なところ。
鞘に入れておけば安全に持ち運べますし、現場で切れ味が落ちてきたときも付属の研ぎ器でサッと刃を起こすことができます。
【注意点】使用前に絶対にやっておくべきこと!
ここで一つ、購入を検討している方に重要な注意点があります。
商品説明の注意書きにも記載されているのですが、このナイフは輸送時の安全性を考慮して「購入時は鈍刃(あまり切れない状態)」で届きます。
箱から出してそのまま「全然切れないじゃん!」とガッカリしないこと。
使用前には、必ず自分で研ぎ直す必要があります。
付属の簡易研ぎ器を使っても良いですし、砥石を使って好みの角度でしっかり刃付けをしてあげると、見違えるような鋭い切れ味に化けます。
それと、言うまでもありませんが刃渡り228mmの本格的な刃物です。
取り扱いには十分注意が必要ですし、正当な理由(釣りやキャンプなど)なく車に積みっぱなしにしたり携帯したりすることは法令で禁止されています。
出刃包丁とフィッシングナイフ、どう使い分ける?
今回このナイフを購入してみたことで、魚を捌くアプローチの選択肢がグッと広がりそうです。
- 出刃包丁の強み: 自重と厚みがあるため、大型魚の硬い頭を叩き落としたり、太い骨を断ち切ったりするパワープレイが得意。
鋼なら研ぎ澄ませたときの切れ味の鋭さは抜群。 - フィッシングナイフの強み: しなる薄刃と長い刃渡りを活かし、中型〜大型魚の中骨に沿って一気に身を滑らかに切り離すスピードプレイが得意。
ステンレス&フッ素コーティングで手入れもラク。
やっぱりサーモンや大型のトラウトなどを手早く効率的に「3枚に下ろす」という作業においては、このフィッシングナイフの柔軟性と長さが大きな武器になりそうです。
頭落としや骨の処理は出刃包丁にまかせて、身を骨から剥がす工程はこのフィッシングナイフにバトンタッチする。
そんな「二刀流」の使い分けをすると、魚捌きの作業効率が爆発的に上がりそうです。
まとめ:道具が変わると、魚を捌くのがもっと楽しくなる
SNSで見かけた一本の動画から、気になって思わずポチッてしまったフィッシングナイフ。
「いつもの道具で十分」と思ってしまいがちですが、海外の合理的なスタイルや新しいギアを試してみると、いつもの作業に新しい発見や楽しさが生まれますね。
価格も手頃で作りもシッカリしているので、普段から魚を捌く機会が多い方はもちろん、オフショアフィッシングやキャンプ飯で大物を処理する機会がある方は、試してみる価値アリだと思います。
近いうちに実際にこのナイフを使って立派なサケを3枚に下ろしたいな〜
キャンプで試すことができたら最高です。

