どうも、ヨシヒコです。
練習試合の審判業務のために、北海道十勝の強豪校、白樺学園にお邪魔してきました。
少しの期間コーチとして関わっていた十勝道東ボーイズから白樺学園に入学して、昨年の北北海道大会では1年生ながらサードのレギュラーとして甲子園大会をかけた決勝戦に出場した久保くん。
今年も新一年生として、青木くん、坂本くんが野球部にお世話になることになり、そんな縁もあってお邪魔してきました。
久しぶりの主審だったので、やけにボールが速く感じる。。。
動体視力は衰えるものだな・・・
そう思っていたら、相手の旭川大学高校の投手はプロ注目選手で、白樺学園の投手陣も引けを取らない素晴らしいボールを投げる!
それを試合が終わってから知らされて納得!!!
旭川大学高校の先発投手は常時140キロをマークしていたようです。
僕の目の問題よりも、ただこの試合の投手陣のボールが速かっただけ!
それにちょっと安心しました(笑)
やはり投手がいいと捕手も素晴らしい!
人間性というか野球選手として捕手として、旭川大学高校の捕手にも感心させられました。
僕も高校野球に関わってた頃は監督として旭川大学高校と対戦しました。
素晴らしい選手に恵まれて挑んだ大会でしたが、監督の力不足・・・
0対1で負けてしまい、そのあとは順当に旭川大学高校が甲子園に出場しました。
平成21年の夏の思い出です!
相変わらず素晴らしいチームを作るな〜と思いながら、久しぶりに端場監督さんともお会いすることができて、その時を思い出しました。
「高校野球、やりたくならない?」
と聞かれましたが、
「元々高校野球の指導者になりたかったわけではないので(汗)」
という本音が出る自分。
しかも、高校野球に携わったら好きな釣りはほぼ無理です・・・
高校野球を教えるだけの情熱ももうないので僕は常々、ずっと長く高校野球に関わってる方々を尊敬しているところです。
とはいえ、時々見かける指導者の中で疑問に思うのは、努力してもできないレベルってあるじゃないですか。
それにも関わらず、ただ罵声を浴びせてる指導者。
大体意味不明に罵声を浴びせている人は、時代の変化を受け入れずに自分のエゴを押し付けているだけ。。。
強く言うことが必要だと、僕も思う部分はある。
でも、相手に吸収してもらいたいことを大声で怒鳴ったところで、頭の中はどのタイミングで返事をするべきかを考えているだけだ。
結局は野球をはじめ、教えたいことを伝えることが目的なのに、ただ恐怖心を与えているだけだから、選手が育たないのは当然のこと。
時代の変化とともに子供達の育ってきた環境も違うし、教育の仕方、コーチングの方法などは変わってきてる。
個人的にはそう思っているところ。
怒りからの言葉なのか、子供達の成長のためを思っての言葉なのか、この違いが指導者の良し悪しの判断基準かな。
感情をコントロールすることが大切だと大人は子供に教えるけど、僕もまだまだ修行の道です。
感情コントロールができるようになるまでは、まだまだ未熟なんだなと、いつも反省してばかり。
自分を簡単に変えられないのだから、なおさら相手なんて変えることができませんよね。
過去を振り返り、そんなことを考えていました。
昨年の北北海道大会決勝戦は本当に感動をいただき、再度野球の素晴らしさも教えていただきました。
子供達を取り巻く環境を大人がどう作っていくか?
保護者と指導者の共通理解がないと成り立たないことも経験させていただいたので、今後どうするかも含め考えていきたいと思います。
明日は旭川工業高校が白樺学園にくるようです!