どうも、ヨシヒコです。
エスカレーター式の学習システムを卒業したら就職。
これが今までの教育スタイルだけど、学校では点数を取るための学習を経験する。
就職してからのステップアップのために学習を重ねたり、転職のために資格取得に励んだり、時間を削ってまで進路変更のために努力する人は多い。
自分の適性もわからないまま社会に投げ出されるから、勤めたところの常識といわれるものに染められ、そこから抜け出すためには違う勉強を始めたり、そこでの待遇を改善するために、さらに高度な勉強をする。
それが自分にとって楽しいことでも何でもないのに・・・
これってどうなのかな?
教科書通りに教えられることよりも自分の興味を見つけたり、本当に好きなことに時間を費やしたり、最終的にそれを極めようと思えば、それが仕事になる世の中だと思う。
個人的には高校くらいは年齢的な制限もあるから卒業しておくべきだと思う。
さらに言えば、全校生徒の数が多い学校を選択した方が絶対にいい。
学校の価値って、集団の中で生活することだから、いろんな行事だったり、卒業後の人脈のことを考えると小さい学校よりは大きな学校で経験することだったり得るものが大きいと思う。
大学も同じで、違う土地で生活したり、いろんな場所から集まった人たちと交流できる素晴らしい環境だと思う。
逆に、勉強する目的がある人はいいけど、それ以外で人脈作りに時間を使わないのは時間とお金の無駄としか思わない。
高度経済成長を終え、生活はとても豊かになった日本。
大人の存在、学校の先生には威厳があった。
でも、時代の移り変わりとともに過去の常識は当てはまらない。
インターネットという目に見えないものによって、文章も画像も動画も運ぶことができるようになった。
これがどれだけ凄いことなのか、デジタルネイティブと言われる今の子供達は当然だと思っているかもしれないけど、つい最近までは考えられないことだった。
インターネットによって僕たちの生活は随分と変わった。
人からしか得ることができなかった情報はスマホさえあれば世界から集められる。
書籍から情報を得るにも、書店や図書館に行く必要も無くなった。
どれを取っても過去の常識の中では収まり切らないことばかり。
でも、まだまだ過去の常識の中でしか物事を捉えていない人は多いなと・・・
僕も過去は凝り固まった考え方だったので、なおさら変化を強く感じるようになった。
過去に捉われている人は、過去の常識というか、新しいものを認めたくないという気持ちがあるのかもしれない。
でも、その中で教育されてる子供達は可哀想だ。
その子がこれから出て行く社会は、今の大人が想像すらできないほど大きく変わっているはず。
学校の勉強も、基本は過去を教えてる。
諸外国ではお金のこと、投資のことを勉強するのに、日本はいつまで経っても勤勉に働いて、誰かに雇われてお金は稼ぐものだと教えている。
だから幸福度が低いんじゃないのかな?
とさえ思う!
景気が良いか悪いかの判断は企業の収益によるもの。
多くの国民が雇われていきているのだから、ダイレクトに反映される部分だと思う。
自分の自由を奪われているのに勤め先に時間を拘束されて働くのが当然のことだと刷り込まれているから。
お金は生活できるだけあれば良い!
そういう人もいるけど、結局はお金がなくて苦しんでる人がたくさんいる世の中だから、その考え方には共感できない。
お金はとても大切なもの!
お金に関する事件があとを絶たないんだから、お金があれば助かっていた命はたくさんある。
お金があれば発生しない事件もたくさんある。
夫婦喧嘩の一つをとってもそうなんじゃないかな?
(僕は独身だから今のところ関係無いけど)
病気になったら医療費だってかかるし、衣食住を充実させて健康に豊かに過ごすためにはやっぱりお金が必要だ。
それが資本主義でもあると思う。
この資本主義という意味も間違ってはいけない。
「資本を持っている人を中心として成り立つ社会ということ。」
「この世の中は、お金持ちに都合よくできている。」
この言葉を聞いたときに「本当だ!」と思った。
今年の1月に朝日新聞から出された記事では、世界の富の82%が1%の富裕層に集中しているという現実。
これってどうだろう(笑)
世界の99%の人で所有してる富が世界の18%しか無いんですよ。。。。。。
これを「当然」と思うのか、それとも、「そうなの?」と思うのか、それは個々人によって違うだろうけど僕は愕然とした。
この18%の富を得る人になりたくて努力してる人なんていないと思う。
でも、そういう人を作り出したほうが、国としてはとても楽なんですよね。
会社に所属しているから、所在も確かだし、税金なども給与明細から天引きできるし、国の方針と同じようにトップダウンでモノゴトを伝えることができるし、他の人と違ったことをやったらダメという教育の世界で固められてきた社員だからとても扱いやすい。
だから起業家精神を教える教育も、投資に関する教育もしない!!!
実にうまくできている資本主義社会に僕たちの多くは生きているんですよね!
苦労してお金を稼ぐことが当然だという美徳感。
夏の甲子園を見ても、投手が連投に次ぐ連投が感動を呼ぶとか・・・
それでどれだけの素晴らしい選手が消えていったことか。
世の中がそう煽るのも、自分の苦労と重ね合わせてなんでも必死にやることが美学だと思い込んでるから、体がボロボロになってやってる姿に感動するとか言ってる。
戦後のアニメに代表される、巨人の星、あしたのジョーを少なからず求められているようだ。
でもスポーツ界も最近になってようやく変わってきたとは思う。
転換期だから、いろんな意見もあるし表に出てこなかったことが次々に出てくると思う。
タイミングが遅かったのか、これから東京オリンピックが開催されるというのに、バタバタしてる感が否めない。
まぁ、いろんな変革の時代。
良いじゃん。できないことはできなくても。
その代わり、できることはとことん追求してみたら良いし、楽しいことなら飽きるまでやれば良い。
最近はそんな風に思ってきた。
だから、就職活動というのもちょっと疑問だ。
別に無理して卒業前に就職先を決めなくても・・・
とか、起業家になろうと努力して自分に足りないものが見つかったから、この分野の授業だけ科目履修しようとか・・・
少子化を迎える日本だから、大学側もそうした社会人を積極的に取り入れるようなシステムも出来上がってくると思う。
今まで通りの流れで学校に行って、卒業する頃には就職する!
この常識はいずれ無くなるのではないかなと思うこともある。
インターネットでスクーリングの授業を受けられるし、僕も実際に経験した。
学校の在り方、仕事のスタイル、お金の稼ぎ方、ありとあらゆるものが今までの常識では語れない。
僕はそこに興味を持ったので、とりあえず今までの常識は疑ってみる。
今後の社会がどのように変化していくのか、そして、国が今後抱えていく問題はなんなのか、先を見据えて行動することが、自分の将来にとって
必要なことだと思ってる。
最上流にある濁りのない綺麗な水!
最上流にある情報がそれと同じで、最下流の濁った水が普通だと思い込んでることが怖い。