どうも、ヨシヒコです。
今週末はいよいよ6月へ突入!
ということで、僕個人的にも1年で最も気合いの入るサーフフィッシングの季節です。
もちろんターゲットは
「南十勝サクラマス」
になります。
近年は早い時期に「東十勝」に位置する豊頃町の大津あたりも賑わいを見せますが、僕の中での海サクラマスは6月に入る頃からの南十勝エリアがスタートです。
楽古川河口が釣れてるとか紋別小紋別サーフが釣れてると聞いても、なんだかんだで10年以上前から豊似川河口がメインです。
やっぱりここでの海サクラマスが自分にとっての原点。
海サクラマスを釣る楽しさもありますが、僕としてはロケーションが好きな場所で釣りがしたいという気持ちです。
海に流れ込む河川はどれも綺麗だし、目の前は果てしない太平洋。
天気が良ければ後方に連なる日高山脈が綺麗に見えます。
昨シーズンはあまりにも人が多いので野塚川河口もそれなりに行きましたが、年々アングラーが増えている印象を受けますね。
さて、南十勝の海サクラマスで多くのアングラーさんに支持されているフィールドハンター社のCミッション。
タックルのバランスから言って18gと28gがメインになると思いますが、近年はカケ上がりの近いサーフだからこそ、ギリギリのところで浮かないように35gや40gを使って釣果を上げてるアングラーさんもいるようです。
僕も28gもあれば十分だと思っていましたが、今のベイトタックルになってからは使用ウエイトに幅が出たので35gまで使うようになりました。
昨シーズンもちょっとウネリがキツイな〜
というタイミングで35gにヒットした時は有効性を感じましたね。
タックルとの兼ね合いがあるので、無理のない範囲で参考にしていただけたらと思います。
あとは、CミッションとCミッション・ミディアムについてです。
同じ28gの写真になります。
Cミッションよりも、ややミディアムレンジを意識したコンセプトのCミッションミディアム。
とはいえ、自分なりの使い方次第でレンジを変える!
これがスプーンの考え方。
飛距離を稼げるジグ。
ジグとスプーンの良いとこ取り!
という考えのもと、「ミディアム」という言葉はとりあえず意識しない。
頭部分が広くなって水の抵抗を受けながら泳ごうとするCミッションミディアム。
頭部分が鋭く水の中で刺さっていきながら後方の厚みと形状によって泳ぐCミッション。
これによって何が違うか?
ということなんですが、自分なりの使い分けを書いてみようと思います。
まずCミッションについて。
とにかく飛距離が欲しい!
という時は一択です(笑)。
コレに勝るものはないというくらい、後方重心なので飛行姿勢は安定して良く飛ぶ。
そして、表層の早巻き。
飛び出しそうだな?
というタイミングでスピードを遅くすると抵抗が少なくなるので泳ぎも弱くなる。
そうなると後方重心なので尻下がりになって沈もうとする。
レンジが少し下がったなというタイミングで再度早巻き。
するとラインに引っ張られる形で尻下がりからライン方向に姿勢が戻る。
という感じでしょうか。
もし巻くのを止めてしまうと尻下がりで沈みが早くなる。
それを意図してフォールで食わす!
という使い方もできますが、自分は巻いてるレンジを外さないように、Cミッションはスピードの変化をつけながら巻き続ける。
いわゆるタダ巻きのスピード変化で追わせて食わせる!
という使い方をしています。
次にCミッションミディアム。
Cミッションに比べて表面積が広い。
ヘッドが広くなりCミッションと比較すると後方重心ではない。
(あくまでCミッションと比較しての話です)
とはいえ、飛距離はCミッションより劣るものの良く飛びます。
使い方としてはCミッションと同じレンジで、Cミッションよりも遅いスピードで見せたい時。
なんか矛盾してるミディアム???
と思うかもしれませんが「ミディアム」という言葉は一つの名称だと思って聞いてください。
Cミッションより遅く巻いても、抵抗が大きいので泳ぎます。
さらに、表面積が大きのでCミッションより早く沈みません(汗)。
なので、
Cミッションと同じように早巻き。
浮きそうだから遅く巻く。
そして早巻き。
というCミッションと同じタイミングで使ったらCミッションミディアムの方が水面から飛び出すのが早いです。
繰り返しますが、Cミッションミディアムは遅く巻いても泳ぐので簡単に沈まない。
リールの巻きを止めても惰性で泳ぐちょっとした時間があるし、抵抗が大きいので沈むのも遅い。
だから、
巻いたり止めたりしてアクションを与えながらもレンジをさほど変えることなくキープさせるのであれば「Cミッションミディアム」の方が優れてる。
逆に早巻きで見せたい時は少し速度を落としてやると沈みやすいCミッションの方が巻き続けて使うには優れてる。
ということになります。
そんなわけで、水面から飛び出さないように速度を上げて猛アピールしたい時は、Cミッションで早巻きしながら泳ぐスピードを調整する。
逆に速度を抑えながらレンジをキープしたい場合は、Cミッションミディアムで早巻きから止めるなどの間を与えながら繰り返す。
基本的にはどちらもタダ巻きで十分に実績のあるルアーです。
でも、サクラマスがいるのに反応してくれないって時には前者の早巻き猛アピールがハマる時がありますね。
また、スピードを下げて使いたいところやレンジが下がると昆布などの根を拾ってしまうポイントでは、Cミッションミディアムが有効的です。
さらに、濁ったところではルアーの存在をアピールしながら早いよりは少し遅い方が良いな〜という場合にもCミッションミディアムの2回か3回早巻きしてから1回糸フケを取るみたいな操作も良かったりします。
湖でヒットさせてるのも同じ使い方がほとんどなので、YouTubeで確認していただけたらリズム感は伝わるかなと思います。
あくまでも個人的な見解による「Cミッション」と「Cミッションミディアム」の使い分けについて解説させていただきました。
さらに使い込んで違った発見があった場合は、加筆修正しようと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今シーズンも楽しく思い出に残る南十勝サクラマスシーズンになることを願って!
ではでは。
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