どうも、ヨシヒコです。
弱い光でも描写できるソニーのセンサー技術はすごい!
他のカメラと比較しても圧倒的な高感度設計により、常用ISO感度は100から102400、最高ISO感度は409600を実現しています。
常用で102400って・・・凄すぎ!
そして有効画素数が1220万画素の35mmフルサイズのCMOSセンサー。
その名は「Exmor(エクスモア)」。
暗い場所でもノイズの少ない写真が撮れて、動きまわる子供やスポーツシーンの高速シャッターを必要とする撮影においても優れもの。
レンズを通して入る光の量によってセンサー内部で最適化の処理がされるため、広いダイナミックレンジも実現しています。
また、ノイズを極限まで抑えるために、アナログの情報段階とデジタルの情報段階、それぞれでノイズ成分を除去する機能「デュアルノイズリダクション回路」が備わっています。
α7SIIに搭載されているCMOSセンサーの「Exmor(エクスモア)」とは?
一般的なデジタルカメラに使われているAPS-Cサイズのセンサーと比べてフルサイズの受光部は約2.3倍大きくなっているので、それだけ多くの光を受けることができ、大きなボケを表現した写真も撮ることができます。
集光効率を飛躍的に高める技術もまた凄い!
レンズから入ってきた光を最大限に受け止めるため「ギャップレスオンチップレンズ構造」という作りになっています。
いわゆる画素と画素の間に生まれるギャップをなるべく無くすための作りになっていて、これにより入ってきた光の角度が厳しくなるイメージセンサーの周縁部までも高画質を実現することができてしまいます。
また、1画素当たりの受講面積を大幅に拡大していることも貢献しています。
画像処理エンジン「BIONZ X(ビオンズエックス)」
高速処理はもちろん、レンズの描写をしっかりと引き出す「ディティールリプロダクション技術」、画像のエリアごとにノイズ処理を行う「エリア分割ノイズリダクション」、などなどCMOSセンサー「Exmor」の性能を最大限に引き出す画像処理エンジン「BIONZ X(ビオンズエックス)」の存在無くしては語れないカメラ。
また、解像度が高くなるにつれて深い被写界深度(遠くと近くの両方にピントが合う距離が大きい)で撮影しようとすると回析現象が問題になってくる。
「被写界深度を深くするには基本的に絞りを大きく(光の量を少なく)するため、絞りの裏側に入り込んだ光によってパッとしない写真になってしまう。それが回析現象と言われるようなもの。」
その問題を解決するために、α7SIIは絞り値に応じたフィルター処理を実行し、パンフォーカスと言われる写真全体にピントが合っている、ボケが全体的に少ない撮影においても綺麗な写真を撮ることができる。
フルサイズセンサーを最大限に生かすための処理方法
イメージセンサー内でアナログからデジタルに変換された14ビットの信号を一度16ビット処理し、その後14ビットのRAW画像として出力することができる。
この過程を得ることで豊かな階調と高画質を実現しているんですね。
さらに、α7SIIに搭載されている広いダイナミックレンジを持つイメージセンサーと組み合わさることにより、階調性に優れた14ビット非圧縮のRAWフォーマットにも対応しています。
そのほかにも低振動のシャッター技術やシャッター音を発生させないサイレント撮影機能まであって、静かに過ごすことが求められる場所においても音を気にせず撮影をすることができる。
とりあえず基本的な部分をまとめてみましたが、知れば知るほどこのカメラのポテンシャルが凄いことを実感します。
まだ動画の方は手を出していないので、おいおい記事にしようと思います。