スプールの糸巻き量は計算から求めるの難しいな・・・

どうも、ヨシヒコです。

 

リールのスプールによって糸巻き量の違いがある。

自分が巻きたいラインは、このスプールだと、どの位巻けるものなのか?

結構悩む人が多いと思います。

 

自分もそうなのですが、150m巻のラインを巻くのに、どれくらい下巻きを入れるか?

いつも適当なんですが、計算の仕方ってあるのかな???

と思ったりして。。。

 

そこでメインに使っているセルテート3012Hにおいて、おおまかではありますが計算式を考えてみました。

日本釣用品工業会(JAFS)で定められている太さの基準から考えてみようと思います。

 

ナイロン・フロロカーボン(号数・直径)
1号   0.165mm
1.2号  0.185mm
1.5号  0.205mm
1.75号  0.220mm
2号   0.235mm

そしてPEラインなのですが、JAFSではデニールという単位を使っているため、太さというより重さで規格が決まっています。

コーティングや顔料を含むトータルデニールで
1号が200d(デニール)=200g
2号が400d

というように定められています。

ということで、太さがよくわからないので、よつあみさんのHPから抜粋した数値を基準にしたいと思います。

PE(号数・直径)
1号   0.1711mm
1.2号  0.191mm
1.5号  0.209mm
2号   0.242mm
2.5号  0.270mm
3号   0.296mm
4号   0.342mm

ということで、セルテート3012Hスプールに表記されている糸巻き量

ナイロン
12ポンド(0.28mm)150m
16ポンド(0.33mm)100m

PE
1.5号 200m

ラインの強さを基準にして計算できないので、直径から考えてみます。

計算方法は
ラインの断面積 × 長さ = スプールの容積

あまりにも単純な考えでしょうか・・・

まぁとりあえず計算してみます。
(半径 × 半径 × 3.14 × 長さ)

12ポンド(0.28mm)の表記
0.14×0.14×3.14×150 = 9.2316

16ポンド(0.33mm)表記
0.165×0.165×3.14×100 = 8.54865

PE1.5号(直径0.209mm)
0.1045×0.1045×3.14×200 = 6.857917

緑の計算結果が一応、推奨されてるラインによるスプールの容積になるんだけど、ん〜、バラツキが半端ない・・・

ポンド数を基準にして1.5号のPEを巻くとなると
12ポンド(0.28mm)表記
9.2316 ÷ (0.1045×0.1045×3.14) = 269.2m

16ポンド(0.33mm)表記なら
8.54865 ÷ (0.1045×0.1045×3.14) = 249.3m

12ポンドの表記だと約270m巻けて

16ポンド表記だと約250m巻けるという計算になります。

 

このように考えるとちょっと計算が合いません。

ナイロンやフロロカーボン、PEは、分けて考えなければならないってこと?だと思います。

PEに対してナイロンやフロロカーボンは張りがあるので、かさばって巻かさること。
ダイワのリールにはライントラブルを軽減させるために、クロスラップという巻き取り方なのでラインが太くなるほど
かさばるように巻いていく。

そのため、糸巻き量は計算より巻けなくなると考えるのが妥当なところだと思われます。

 

ということで、計算で求めるのはほぼ不可能(笑)

ラインメーカーによってもバラツキがあると思うので、リールスプールに書いてある値も単なる目安にしかならないと思います。

無駄な時間を使ってしまったかなぁ・・・

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