どうも、ヨシヒコです。
ほとんどの人が知っているか一度は聞いたことがある「ことわざ」の一つに
「出る杭は打たれる!」
っていうのがある。
これほど的確に日本社会の構造を成り立たせてる言葉はないよなと思えるほど、教育の世界も成り立っている。
上の人が下の人に対して都合よく扱うための言葉。
年功序列などのトップダウン形式で組織を成り立たせるためには、グイグイ出てくる奴は邪魔だから、周囲に歩調を合わせなさいということ。
今までと違う何かをやろうとすると失敗した後のことを言われる。
黙って上からの言うことを聞いて、素直に従うことが自分のため・・・
とでも言うように、「出る杭」になってはいけない教え。
そう成り立ってきた日本ですからね。
集団行動において乱さないという美徳は悪い訳じゃないけど、トップ以上の人材は育たないし、従うばかりで考える力が失われ行動力も失われる。
現在の社会問題がこれじゃないかな?
「出る杭」をお互いに許さないようにしてきた監視社会。
常識と言われる枠を飛び出して何かをすると、必ずといっていいほど「アンチ」が攻撃してくる。
ただただ、自分が我慢してきたことや我慢していることを、他人がやったら面白くない人がいる。
「我慢」が美徳だと思っている人ほど、この傾向は強い。
そして、はみ出した行動や言動の人を攻撃することが、大勢を代表した善人だと思ってる。
これも大きな勘違いだ。
勘違いといえば学校もそうかな。
高校を例にすると、就職率進学率100%っていったら、普通の大人は凄いことだと思うでしょ?
でもちょっと待て!
高校卒業したからって、無理に就職や進学させる必要はあるのか???
別に高校卒業してからアルバイトしたりして、お金を貯めて地方に住みながら仕事を探したり、やりたいことや学びたいことを探して生きるのも良くないか?
なんとなく就職しても、3年以内に離職する人が多いといわれる。
そこで自分が社会不適合者だって思い込んでしまう人もいる。
まったくそんなことはないのに・・・
学校だって行きたくなければ行かなくていいと僕は思ってる。
「今の時代、高校くらい卒業してないとダメだから」
なんて思ってる保護者と教員が、子供のためだと思って無理に学校に行かせようとする。
子供のためってやってることが、かえって子供の状況を悪化させてる場合もある。
子供の立場からすると熱心な大人を見て、
「自分が情けない。こんなに心配してくれる人がいるのに、自分は弱い人間だ・・・」
とか、余計な思い込みに発展する場合だってある。
「学校なんて行かなくても、他にもたくさん道はあるよ。」
って示してやることの方が、先に生きてる先生や大人だと思うんだけど。
それを知らない大人ばかりだから、自分の価値観を押し付けてるだけ。
本人が本当に学校に行きたいのなら行くよ!
イジメられるとか勉強についていけないとか、勉強する意味が見出せないとか、いろんな理由があって行けないだけ。
転校するなり勉強したいだけなら通信教育だってある時代だから、無理に学校に通う必要なんてない。
その学校に無理して通ったからといって、何か本人に約束された未来があるんだろうか?
以前とは違って選択肢がたくさんあるから、情報もそれだけ多くなってる。
ただ、その情報にたどり着いていない人が多いような気がする。
これが情報格差ってやつね。
楽しそうだと思う環境は探せばいくらだってある。
一人がいいなら在宅で収入を得るためのスキルを学んだっていい。
生き方の選択がたくさんあるのに、進学だの就職だのと狭い枠でしか人生を捉えていない学校や社会なんだよ。
過去のことは教えても未来のことは教えない。
お金のこともね。
時代はどんどん変わっていく。
価値観もどんどん変わっていく。
情報がないと気づけない。
誰かから影響を受けないと、なかなか行動しないのが人間だから。。。
行動の先に夢中になれる何かと出会えることが、人生の幸福度を上げてくれるものだと僕は信じてるから、若い人ほど選択肢をたくさん持つための情報に触れて欲しい。
他人を監視して悪いことを言って、自分自身が理不尽な状況に我慢してる場合じゃない。