どうも、ヨシヒコです。
9月に入り定置網が入り出すと極端に釣れなくなる。
そんな十勝沿岸のサケ釣りですが、そうは言ってもいないわけではない!
そう言い聞かせて平日釣行。
いつもの野塚川河口からスタートする予定で早めに到着。
そして寝る・・・
なんだか海岸でエンジン音がうるさい。
なぜ?
あれがそれか〜
というのは底引網漁みたいです。
明るくなるタイミングでポイントへ入ると濁りがそれなりで、河口の位置も形も先週とは変わってました。
安定して人の少ないポイントですが、開始してから1時間ほどかな。
な〜んも跳ねやモジりがない。
ということは魚もいない。
そう判断して豊似川河口へ移動。
上から見るかぎり、海は濁りがひどい。
ブッコミ釣りの方も所々って感じです。
濁りの入り方も底引網漁の影響ですね。
サクラマスの時期には見たことのない筋で部分的に強い濁りだったり・・・
これは釣り人泣かせだな〜
駐車スペースまでの道も少し路肩が広くなっていて、河口の位置もストレートになっていました。
後から気づいたのは不自然に川の流れた跡が残っていたので、重機でサケの遡上を促すために河口を開けたようです。
ロッドを振ってる最中も幾度となく遡上アタックするサケたち。
やっぱり逞しさを感じずにはいられません。
そんなターゲットとの真剣勝負!
これを引っ掛けてでも・・・
という輩の考え方は分からない。
自然に対するリスペクトがない。
自分の子孫もそうなる。
類は友を呼ぶどころか、類が家系だなって思いますね。
自然に対して疎い日本だから、今になってメガソーラーがどうとか・・・
遅すぎだろ!!!
今度は熊が・・・
以前から言われてることだろ!!!
オホーツク海側もサケ釣りができる場所が激減してますね。
立入禁止もあれば、河口規制が入ってしまった場所も増えました。
十勝はどうなっていくのかな〜
自然に対する取り組みが後手後手の日本。
そして北海道の自然が少しずつ破壊されつつある。
この先を考えると、十勝沿岸のフィッシングは、10年後に楽しむことができる場所なんだろうか?
そんなことが心配になります。
河川も護岸整備などなど、人間にとって都合の良い流れに変えられてしまったり、大雨の時に岸際に生えている木が流れ込まないように伐採したり、今までとは違う景観になってきました。
この先が暗い。
最近はそんなことを思いつつ、ロッドを振ることが多くなりました。
年齢を重ねるとともに絶対的な資源量が減ってきてる現状を目の当たりにしてます。
この環境が当たり前じゃないということに感謝しながら、末永く楽しませていただきたいなと願うばかりです。
これが一部の人間によって壊されるなら、それを抑止するための行動は続けていきたいなと思うところです。
さて、釣果の方ですが「アメマス」のみでした。
まぁまぁサイズでロッドを曲げてくれました。

週末は天気がよろしくありませんが、土曜日だけは何とか頑張りたい。
雨にも負けず風にも負けず。
ん〜、波さえ立たなければ勝負になるけど強風は無理だな(笑)