こんばんは。ライターのヨシヒコです。
生きていく上で「若い」っていうのは本当に武器だと思う。
知識や経験がないことを逆に利用して、どんどん行動して失敗することが許されるという強みがある。
それを許さなかった過去の日本型教育は、そろそろ終りを迎えているはず。
変なプライドを固め、失敗を恐れるが故に、環境の変化や時代の変化に柔軟に対応できない大人が増えているのも、過去の教育スタイルが影響してますね。
これからは、過去よりも変化の激しい社会になっていきます。
僕たちが理想を追い求めながら生きていくには、失敗しないことよりも「失敗から学んで立ち直る力」が必要です。
「失敗から立ち直る力」さえ持つことができれば、
失敗の数は関係ない!
何度でも挑戦することができる!
野球経験者として例えるなら、最後の最後にボールを掴み取ることができるか?
諦めなければボールがグラブに収まることもあるという経験が、こんなところに生きてるのかもしれません。
過去を振り返ってみると、基礎学力を身につけるために学校で習うことは大切だと痛感しつつも、社会に出てから学ぶことのほうが圧倒的に生きていくことに直結することばかり。
その意味からしても、世の中には失敗しないと学べないことが山ほどあるので、失敗を避けながら過去の成功体験だけで生きていくことは難しいです。
失敗から学んだ知識や経験がないと、想像することすらできない問題解決の方法もあります。
パソコンなどの媒体からインターネットを使っていると、訳のわからない問題に頻繁にぶち当たりますが、過去の試行錯誤の点と点が結ばれて解決できることも珍しくありません。
学校で習った知識のみでは、解決できないことばかりです。
人間は知識や経験を基に、さらなる体験を重ねて血肉化していく。
単なる知識だけじゃ日常生活を生きていくうえで、何の役にも立たないんですよね。
今の世の中そのものが、知識や経験を積み重ねて更新されている現状を踏まえると、僕たちは常に学ぶことから目を逸らすわけにはいきません。
今はネットで調べたら大抵のことは分かってしまうから、知識の有無が重要ではなくて、大切なのは知識よりも「学ぼうとする意欲」です。
知識は簡単に獲得できる時代だけど、経験を得ることは簡単じゃない。
単純に、失敗の数が足りないってことです。
だから弊害をもたらしてる社会の仕組みもありますね。
数少ない知識や経験を頼りに、なにかを守ろうとする人が多いから・・・。
日本には「目立つ」ことを良いように捉えない傾向があります。
多くの人が世間体や周囲の目を気にして、なるべく目立たないように過ごすことが美徳のような・・・。
それが日本人の良いところだと捉えてる部分もあるようですが、これからの時代は損するばかりで何も有利にならない考え方です。
企業が求めてる人材も過去の新卒一括採用が重要視された時代とはまるっきり違っていて、平均的な学力や資質を持った人材よりも社内で活かせる一芸があるほうが有利になる。
レスポンスが企業の存続に関わることでもありますし、新卒採用を教育してる時間もお金も余裕がなくなります。
優秀な人材をヘッドハンティングしながら、少数精鋭で事業を行っていくところが増えてきます。
機械に置き換えられる平凡な人材は、今後求められてないってことです。
だから僕たちはもっと「非凡」にならなくてはなりませんね。
それこそ「個性」を発揮しながら他人ができないこと、やらないことにチャレンジしていくことが価値になっていくんだと思います。
レゲエミュージシャンのボブ・マーリーがこんな事を言っています。
「失敗することより、平凡になることを恐れましょう!」
ズバリだなって思いますね。
過去がこうだから・・・。
今までこうだから・・・。
これで問題ないでしょ!
という人がいるけど、問題が有るか無いかの前に
「無駄」
があるってことも考えてほしいですよね。
僕はどちらかというと「無駄」が嫌いな方だから、要領が悪いところを見てしまうと
「あれ、無駄じゃない?」
ってすぐに口に出してしまう。
でも文句だけじゃね(笑)。
だから改善案も出す。
どんなことも「過去からの当たり前」に慣れてしまうことほど恐いものはないです。
それこそ、
「失敗よりも平凡を恐れましょう!」
ということです。
考え方や捉え方が変わると、いろんなものが見えてくるなと思います。
そういった意味で、僕も参加しているKAIGANは、日常生活や趣味にも生きてくる視点が面白いです。