どうも、ヨシヒコです。
知床のサケマス釣りがスタートしたのと同時に、悲しいお知らせです。
以下は知床財団のHPから抜粋です。
7/31から幌別川河口立ち入り禁止
2020年7月31日、幌別川河口で釣り人が釣った魚をヒグマに奪われる事件が発生しました。
人身被害は発生していませんが、今後、ヒグマが河口に頻繁に出没し、積極的に人に接近・追い回す可能性が非常に高い状況です。
そのため、関係機関※と協議の結果、幌別川河口で人身事故が発生する恐れが高まっていると判断し、緊急的に河口への立ち入りを禁止することとしました。
※幌別釣りを守る会・環境省・林野庁・北海道・斜里町・(公財)知床財団
せっかく楽しみにしていたポイントなのに・・・。
釣友も行ったことがなく、今シーズンを楽しみにしていましたが仕方ありませんね。
幌別川河口だけが対象になっていますが、今後も他のポイントがそうなってしまうかもしれない・・・。
この釣りを長く楽しむためには、釣人ひとりひとりが取り組まなければならないことがありますね。
今回魚を奪われた釣人さんも、もしかしたら注意しながらやっていたかもしれないけど、現実としては多くの人に迷惑を掛ける結果となっています。
楽しみにしていた人も僕や釣友だけじゃなく、多くのアングラーさんをはじめ、遠く北海道外から予定していた人もいるはず。
その釣りを長く続けられるようにと「幌別の釣りを守る会」の会員の方々が、自分の好きな釣りを自粛してまで監視活動を続けてきたこと。
そして、学習させてしまった熊を、もしかしたら駆除という最悪の形で動物の命まで奪ってしまう結果になること。
などなど、
決して軽い出来事ではありません。
世界自然遺産ですから、圧倒的な数の動物と共存していかなくてはならない。
僕たちはそこで遊ばせてもらってる立場なので、他の人や動物に迷惑をかけない行動が求められているなと思います。