こんばんは。ヨシヒコです。
国の言語を習う「国語」という科目。
個人的には「古文」とか覚えるのは・・・
って考えはあるんですが、基本的な文章問題を理解できないっていうのは問題だと思います。
「読解力」に関しては低下の一途をたどってるのが日本の現状のようで、子どもたちの成長のためにも大人としてやってやりたい。
そう思うのが普通ですよね。
基本的に、学校での出来事や体験した感想などを自分の言葉で表現するには、国語力が必要になってきますが、自分の考えを上手く表現できない子供は国語が苦手な傾向があります。
国語という教科に関わらず、文章が理解できないということは、算数の文章問題も解けません。
例えば
「Aくんは1000円を持って買い物に行きました。
100円の鉛筆を2本買って、帰りにお腹が空いたので80円のパンを買って食べました。
帰宅後におじいちゃんから500円のお小遣いをもらいました。
財布にはいくら入っていますか?」
この問題は
1000−200−80+500=1220円。
上の式が最初から分かっているなら解けるのに、文章問題になったら分からない・・・。
もし文章問題になるとテストの結果が悪くなるのであれば、日本語の読解力が低い可能性が高いです。
算数を例に出しましたが、どの問題も文章を読んで問いの意味を理解してから回答する能力が求められますから、国語力が低いだけで他の教科も理解に苦しんでいるのかもしれません。
国語が苦手な子供に共通してるのは、自発的に文章を読まないこと。
やぱり「読書」が圧倒的に足りない傾向があるようです。
なにかを「読む」という習慣が、自然と国語力を身につけることができるのですが、その機会も減っていますよね。
新聞を契約してない家庭も多くなっているし、ネットの時代なのでスマホやタブレット、パソコンで文章を読んでる大人も多いです。
親が読書をしないと身の回りに本もありませんから、本に興味を持たない子供が増えているのも納得できます。
家庭にある書籍の数と、子どもたちのテストの結果が比例するなんて研究結果もあるようです。
また、
「ちびまる子ちゃん」や「サザエさん」を例にすると、おじいちゃんおばあちゃんの存在があります。
でも現代の社会は時代の変化とともに核家族が増えて、共働きの家庭が増えてます。
子どもたちにとって、大人と会話する機会が極端に減っているんですよね。
以前は多くの大人から知らない言葉を自然と学べる環境がありました。
便利になった世の中ですが、子どもたちを育てる環境としては以前よりも貧しくなってるのかもしれませんね。
他人の大人に合わせようとしない家庭もあったりしますから。。。
近所や友達のおじさんおばさんに怒られることも無くなってますし、家庭での教育力が大きなウエイトを占めるようになってる時代ではないでしょうか。
もちろん友達と接する時間はあるでしょうけど、それは子供同士の会話です。
やはり、大人との会話から学ぶ機会が必要ですね。
仕事が多忙だったり勤務時間が合わない理由で、子供との会話をしない保護者も増えているようですが、子どもたちと会話をする時間は最大の教育の機会です。
また、言葉の使い方を含めて相手への思いやりが伝わると、子どもたちも自然と心が育っていく。
夫婦喧嘩が絶えない、夫婦の仲が悪い・・・。
子どもたちの心身が正常に育つわけがありませんよね。
また、
「あれ」「それ」じゃなくて、具体的にモノの名前を口にして会話すると、子どもたちも自然とモノを覚えるし、他人が何をしてほしいのかの理解も深まっていきます。
大人の会話って大切だし責任あるものなんだなと思います。
さらに、本に興味をもってもらうには小さい頃から「読み聞かせ」が大切みたいです。
本の面白さを覚えると、自発的に読書するようになる。
そして、
「どんな内容の本だった?」
とか会話のネタにすることで、子どもが考えながら知ってることを一生懸命説明しようとします。
この習慣ができてしまえば、自然と国語力が身についていくってことですね。
まずは大人が読書をすることが大切なのかな(笑)
僕もブログを介して「読みやすさ」を常に考えているのですが、まだまだ修行が足りないようです・・・(汗)